「(・_・)ちゃん、メメドリアン(××ドリアンの誤植)の匂いって、どんなだと思う?」
都内某TVスタジオ楽屋にて、関根勤氏は聞く
意味がわからないので、当たり障りの無い返答をしつつ、私は『彼の事は、クロコグレコのディズニー好きな方、と言い表すだろうな』などと考えていた
「(・_・)ちゃん、北○鮮の船って乗った事ある?」
北○鮮の船は胴体側面後部の穴より侵入するらしく、教則ビデオにて確認した通り、皆は横向きに飛び出した煙突の様な形状をした侵入口より体をくねらせ入っていくが、私はその煙突に足をかけ、よじ登って甲板から入った
この船の目的地がどこなのかは、わからない
船には様々な国籍の人々が乗り込んでいた
乗客としてのアジア人は私一人だけだ
南に海路を執るにつれ、気温も上がり、快晴も手伝い、船による旅は気分の良い物となる
陽射しを感じる為、表に出て横になったが、カモメがフンを落としてくるので止めておいた方が賢明だ、と言われた
成程、アドバイスをくれたイギリス人は、全身フンまみれだ
私は『ありがとう』と礼を残し、必死で笑いを堪えながら、その場を立ち去った
半日程が過ぎたであろうか、その時、ようやく陸が見えてきた
その岸の全く作りの簡単な船着き場へ、我々の乗った船は舵を下ろし、ここからはカヌーでの移動となる
どうやら目的地付近まで到着したようだ
皆のカヌーと呼ぶそれは明らかに、只の二人乗り程の手漕ぎのボートである
カヌーには乗ったことが無いと伝えると、同行の人物が丁寧に操り方を教えてくれた
二人一組、サーフィンをやるようなポーズで浮かせたり曲がったりする
オールいらず
原理が全く理解できない
カヌー(?)への浸水もフットパドル(?)で軽快に吐き出し、パートナーには『上手くなるもんだな』などと言われる
よくよく考えると、海から河へと進んで行くのに対し、この流れはどうだ
これでは逆流している事になるのではないか
不思議なこともあるものだ、と簡単に納得のいく現象とも感じられはしないが、徐々に流れが強くなってくるので、私はカヌーの操作に専念する事にした
慣れてくると楽しいものだ
悦に浸りながら、右へ左へとカヌーを操る私
などと調子に乗ってたら大岩に激突し、早速ひっくり返る
投げ出されながらも見ると、パートナーがカヌーを捕まえに動き出していたのが確認できたので、『任せてしまえ』と私はそのまま沈んだ
浮き出る為に河底を思い切り蹴りあげようと思い、沈み続けた
ことろがこの河が思いがけず深い
7m位ありそうだ
素直に水上を目指した方が良いのではなかろうか
水中からでも、上でパートナーが心配そうにしているのが見える
間に会うだろうか、慌てて水面を目指そうとしたもので、心肺が乱れ苦しくなってきた
急げ
急げ
と、焦れば焦るほど苦しさは増してくる
ようやくザッと水面へ出て、空に浮かぶ雲が目に入った時、夢から覚めた
すげーハァハァ言ってた
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