7年前の今日、
4月30日に始まった陣痛を乗り越え
長女が生まれました。
促進剤を使わずに自然分娩できた唯一の子です。
大抵はこれだけ陣痛が長引くと、
母体の体力を考慮して促進剤だの手術だのと
医療の力に頼りがちな現代に
奇跡的に待ってくれたありがたい病院でした。
生まれてくれた時、
靄が取れたかのように
世界が輝いて見えたことを今でも思い出します。
そのあと色々あって日本に帰りたくなったり、
やりきれない思いになったことも沢山あったけど、
どうにか踏みとどまれたのは
長女がいてくれたからです。
いつも自分より周りの人の事を配慮でき、
手元にあるものは誰とでも分かち合う事を知っていて、
時には自分に残らなくても上げてしまう事の出来るすごい情の持ち主。
私には味方がいないと絶望に襲われるときでも
いつも私を思ってくれてました。
でも
私が苦手な人々を彼女も苦手になることは無く
それも今となってはすごい救いだったなと思ってます。
私自身、彼女が生まれたときは
夫の家族の中でも新米だし、
ママとしても新米だし、
韓国文化もハングルもよくわかってなかったし、
私自身が混乱していた時でした。
彼女だけが私の生きる希望でした。
その後、混乱を乗り越えられてない状態で
弟が生まれて、
長女が急に大きくなった気がして
色んな事を押し付けたり
やるのが当たり前みたいに思ったりして
寂しい思いも沢山させてきてしまいました。
それでも
いつでも弟のために考え、行動できる優しい子。
私がいろいろ言いすぎちゃったために
生真面目で
人の目を気にして
空気読み過ぎちゃうこともあるけど。
ある意味自分の感情をしっかりコントロール出来る子です。
三人目が生まれてからは
すっかりお姉ちゃんになって
彼女の助けがなければ
生活が回んないほどです(苦笑)
申し訳なさと感謝でいっぱいです。
素直で真っすぐで優しくて純粋で。
どんな女性になっていくのか楽しみです。
あなたのお陰で私は幸せで
うちの家族は最高なんだって
胸を張って言えるようになるように
頑張って行くぞと決意する
長女の誕生日でした。


