久々のインナーチャイルドネタです。
先週3カ月ぶりにインナーチャイルドを受けてきました。
インナーチャイルドも自分を本然の認識状態に近づくことで治療が早まりますし、
学ぶ内容がすっと入ってくるようになります。
なので、必ず
「自分はいるだけで価値があること」
「自分のすばらしさ」
などを気づかせるようなワークをしてから、講義になります。
そういう理由もあって、講義に出た回数によって
出される課題も変わってきます。
で、今回は私は「傷ついた過去を書き出す」という課題から始まりました。
生まれたときから今まで、傷ついてきたことを全部書き出していきます。
この書き出す過程も結構大変で、
時間もかかるし重い気持ちになるのですが、
何回も見直してると「まぁそんなこともあったな」と思うようになります。
ところが。
それをみんなの前で発表すると
涙が止まらないのです。
で、思いつく傷はほぼ書き出したのですが、
読みながらそんなに涙が出なかったり、
逆に号泣な部分があることにも気が付きます。
意外だったのが、もうすでに30年くらい前に受けたいじめの話を
話してる時がかなり号泣だったことです。
子供の時の傷ってずっと消えずに残ってるんだなって感じました。
以前、「いい人は幸せになれない」という事に触れたことがあります。
いい人は何かしらの原因で自分の思いを伝えるより人に合わせることを選んでしまう人。
私の場合、その原因がいじめでした。
子供のころ、虐待されたり、いじめられたりすると
「自分が悪いからだ」と思って、それを受け入れてしまうという事が起こるそうです。
そして衝撃だったのはそれは
「その人がその環境で生き延びるため」だというのです。
いじめられ、でも自分が悪いと思って両親にもなかなか話せず、
先生に話しても結局クラスのみんなに「おまえも悪いとこがあるからだ。」
と言われてそれを受け入れてしまう。
そうしているうちに自分で自分を適当に扱うようになり、
何かされて当然な私というイメージ通りの扱いを
出会った人に受けるようになってしまってきたようで。
で、今日の本題の「いい人は悪い夫を作る」につながるわけです。
自分で自分の事を認められず、相手のいう事ばかりを受け入れることで、
相手にも自分の事を認められず、無視して当然の相手として認識されてしまう。
自分の自己イメージが自分を作るといいますが、
自己イメージが「しょうがない」「こうなって当然だ」「こんなもんだ」だと、
その通りの認識をされてしまう。
そして相手が何をしても受け入れてしまうため、
相手の悪いことも止めることが出来ないんです。
今まで私は
「悪いことする人にも理由があって、しょうがないんだ」と
受け止めるところがあったのですが、
「悪い」事は「悪い」んですよね。
たとえどんな理由があろうと、悪いことは悪い。
悪いことすら自分を否定することで肯定してしまうからおかしなことが起こるんですね。
相手が大切な人であるのと同じように
自分も大切な存在であるのに、
それを自分で認められないんですね。
自分で自分を守れないと
周りの人すら不幸にする
という事の意味がちょっとずつ分かってきました。
今の私に必要なのはなんでもyesではなく
なんでもnoでもなく
自分の気持ちを素直に伝えること。
それを伝えてもいいんだという事を
自分に教えていく事なんです。
このままだと、周りに悪人を作っていく自分になってしまう。
結局、誰かに何か言われたり、否定されたりすることを怖がっていたのですが、
誰に何を言われたとしても、自分の気持ちに嘘つくことは無いんだなってことも頭ではわかってきました。
とは言えこれが腑に落ちるにはとっても時間がかかるのだそうです。
それを覚悟のうえで、
自分の存在も認めてあげ、
自分の気持ちを受け止め、伝える。
この作業をしていきます。
「私は価値のない人間なんだ」という思いから、
「何かがあれば価値がある」と条件的に自分の価値を見てきたのですが、
「何もなくても自分は価値がある」という事に気付く必要があるという事です。
いつも不安で自分のやってることが意味あるのかなとかよく思うのですが、
「自分に価値がない」という恐怖感から
「自分のやってる事も価値ないかも」という恐怖感と共に生きてるという事にも気づきました。
自分の価値に気付くこと。
色んな人がいろんな表現で口にしてますが、
これがクリアできると
もっと生きやすくなると思います。