私なんて何もできないと思いながらもずっと
「これでいいのかな?」って思いを持ち続けてきた私。
 
怖い思いをしたことがなかったことと
本当に怖いのは近い関係になってからの人間関係だ
と思っていた私は
英語を学び始めて1年位で1週間だけ
カナダに一人でホームステイに行ったりもしました。
  
 
で、自分がやりたいことだったはずなのに、
帰ってくるとなぜか虚しさを感じたりしました。
 
それでもやっぱり英語は好きだったので、
ネイティブの友達はずっとお付き合いさせていただいていました。
 
そんなあるとき、
ネイティブの友達からthanks giving partyに誘ってもらいます。
  
主催者は友人。
開催地友人宅(と言っても日本です)。
食べ物持ち寄り。(参加費ゼロ(笑))

国は日本なのですが、
ネイティブスピーカ5人と日本人私だけ
みたいな不思議な場でした(笑)
  
個人的なパーティーですから、
ただ遊ぼう!みたいなイメージで行った私でしたが。。。
 
パーティーが始まると
みんなで持ち寄りの食事を囲みながら
スピーチが始まります。

スピーチの内容は「今年の感謝」
 
集まった友人たちが思い思いに
今年感謝することを話し始めたのです。
 
「家族とThanks givingを過ごせないのは残念なことだけど
 日本に行く事を許し、応援してくれた家族のお陰で
 日本という素晴らしい場所で、
 こんな素敵な友人とThanks givingを過ごせることを
 感謝します」
 
こんなスピーチが一人一人から
展開されていきます。
 
スピーチ中はみんなの温かい雰囲気の中、
終わると拍手や喝采。
 
キリスト教文化圏を
始めて生で感じた瞬間でした。
 
中にはキリスト教じゃない人もいましたが(私も含めて)
みんな例外なくスピーチをしていきます。
 
勿論私もしました💦
考えてもみなかったことだったけど、
私にも「感謝」の想いが沸いて、
無事「感謝」のスピーチを終えることが出来ました。
環境の力ってすごいですよね(・∀・)
 
彼らはクリスマスの日も
普段は恵まれないホームレスの人にも
喜びを味わってもらおうと
靴下やカイロ、ちょっとしたお菓子などを買って、
前橋駅から高崎駅まで歩きながら渡す
という企画などもしてました。
 
こういう企画、自分たちで立てちゃうんですよね。
そして実行しちゃうんですよね。
初めての異国の地で、
誰にも頼まれてないし、
誰かが評価してくれるわけでもないのに。
 
周りの目や他人の評価を気にして、
人からどう見られてるかが超重要項目だった私にとって
どうみられるとかより自分たちの想いがあるからやる
という彼らの姿勢がかなり衝撃的でした。
 
こういったことをきっかけに
私自身もボランティアに関心を持つようになります。
  
仕事も出来ない、見栄っ張り。
特に得意なことは無く、好きなのは英語だけ。
こんな私でも必要としてくれるところがあるかもしれない。
そこで私も成長できるかもしれないという思いと共に。
 
当時は写真あまり撮ってなくて写真がないのが残念( ノД`)シクシク…
   
今日も長くなっちゃいましたが、今日はここまでです。