対話法で大切なのは「話すこと」より「聞くこと」
だという事はよく耳にしますよね。
 
私は英語が好きなのですが、
日本で英語を学んでいた時、
「英語は相手が話すときは
  自分は何も言わずにただ、
  相手の話を聞くことに集中する。
  でも自分の言いたいことはちゃんと伝える
  そういうコミュニケーション能力が高い言語なんです」
と学び、感銘を受けました.

今日はその「聞き方」に触れてみようと思います。
 
聞き方にはいい聞き方と悪い聞き方があります。
悪い聞き方は
 1相手の話を勝手に推察しながら聞く
 2相手の話の答えを準備する
 3聞きたいところだけ聞く(全部聞かない)
 4善悪を判断しながら聞く
 5違う事を考えながら聞く
 6助言する
 7言い争う
 8相手の話が正しいべきだと思いながら聞く
 9適当に聞く
 10機嫌を取る
です。
 
これ、私結構当てはまってて、やっちゃってましたね~って思いました💦
特に近い人や自分が相手より高い立場にいたりするとこういう傾向になりやすいですよね💦
 
要するに、相手の話を自分なりに聞いちゃうのがよくないって感じですね。
 
一方いい聞き方は
目を見て、
「オウム返し」をして、
相手の内容を確認し、
相手に「あなたの話を積極的に聞いてますよ」
という態度を示すこと
だそうです。
 
さっきとは逆で、どんな話でも100%受け入れて聞くという事ですね。
100%聞いてもらえることが、自分を受け入れてくれてるって安心感にもなって
共感してもらえることが喜びや癒しになったり、力になったりします。

よく聞くし、簡単なように聞こえるけど、これが結構大変なんです。
 
特に話の長い人だとこの「オウム返し」自体が至難の業。
 
特にうちの夫のように怒ったりすると
「あれもこれも」と話が広がりやすいので、
火種が大きくなる前に、一つ一つの話を消化する必要があるのだと思います。
 
オウム返しも、実際に自分が聞き取れたところだけでも話して
「これであってる?」と聞くか、
「もう一度言ってもらっていい?」ってお願いします。
 
もちろん伝えるときも相手に分かり易く、簡潔明瞭に、が大切なんですね。
これは「話す」方の技術でまたお話ししますが。

たとえば
「あなたってどうしてがさつなの?」とか
否定的な言葉であったとしても、
「ああ、あなたは今私に私ががさつだって言ったんだね?」と返すと
「そう」となって、
怒りのエネルギーがシュンと減り
解決法を一緒に探していく事も出来るようになります。
 
これ、実際やってみるとすごく分かり易いんですが💦
文章でも少しでも伝わったら嬉しいです(;・∀・)
 
こちらがイラッとするようなことを言われても
その事実をそれ以上でもそれ以下でもなく、
そのまま返す。
これが出来ると争いも減りますし、相互理解も深めやすくなります(*^^*)