【ネタバレあり】TEAM SHACHITOUR 2022 ~猪突!猛進!猛進…長野2部 | あっきいの思いつきブログ

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しばらくぶりでした。またブログを再開します。

TEAM SHACHITOUR 2022 ~猪突!猛進!猛進!猛進!猛進!~

NAGANO CLUB JUNK BOX(長野)2

 

取り急ぎセトリのみです。

内容等々は追って書きます。

→2/20内容を更新しました。

 

 

咲良菜緒の復帰

 

本ツアー自体は先週(2/12)から始まっていましたがメンバーの咲良菜緒が直近まで新型コロナの影響で調整が間に合わず、残るメンバー3人でのスタートになったことは、前回のブログで書いたとおりです。

 

そんな彼女もようやく活動ができるようになり、新アルバム「TEAM」のリリースである今週から、地元(名古屋)のメディアに出演し、ようやく4人揃った活動が再開されました。(リリースイベントについては不参加)

 

 

そうは言っても、公式サイトからは長野のライブに参加するかどうかは、結局当日まで知らされることはなく、実際にライブが始まるまでは分からない状況ではありましたが、開演前に置かれた彼女用のドリンクとタオルを見て、ライブに参加することが確定した事実を知り、安堵された方は多かったのではないかと思います。

 

久しぶりのライブに姿を見せた菜緒ちゃんは、ライブが始まってからはやや緊張した表情は見せていたものの、次第に表情も穏やかになり、いつもの調子でMC中もトークをこなし、ライブ中盤以降からは笑顔を見せる部分も多々見られたため、十分な静養がとれたようです。

 

活動を休んでしまったことに対し、特に言及する場面は無かったものの、菜緒ちゃんが静養中に他のメンバーがライブをこなしていたことに対しては、「TEAM SHACHIの曲って本当に難しいの。自分のパートで頭がいっぱいになるから、(他のパートが歌えることが)本当に凄いと思う」と、メンバーの頭をそれぞれ撫でて褒め称える場面がありました。

 

また2/17にタワーレコード近鉄パッセで3人でリリースイベント(ミニライブ)で「私がセンター」を披露したことに言及し、その曲は本来旧メンバーの伊藤千由李と安藤ゆず(現日和ゆず)、そして現メンバーの坂本遥奈の3名で歌うユニット曲なのですが、それに対して「私がセンターに所属しているのがハルだけなんですけど」と茶化す場面があったことからも、菜緒ちゃんの回復ぶりが伺えると思います。

 

こうして菜緒ちゃんの復帰によって、いよいよこのツアーの全貌が明らかになります。

 

 

テーマは挑戦!?

 

今回のツアーでは、公演ごとにソロメンバーがソロ曲とセットで個人で様々なことに挑戦する企画があるようです。これについては、路上デビューから11年目に向けて、それぞれのメンバーをスキルアップさせたいという趣旨の話をしていました。

 

本来であれば中止になった宮城から行われるはずでしたが、それがスライドした形で、長野では1部に菜緒ちゃん、2部に柚姫ちゃんがそれぞれソロパートを任せられることになりました。

 

菜緒ちゃんは自身のソロ曲(One way LOVE...?)を歌った後、フラメンコ調の曲に合わせてダンスを披露しました。ダンスの終盤にリズムに合わせた手拍子を行うと、そのまま次の曲(HONEY)に映る、という流れになりました。

 

ダンスを終えた菜緒ちゃんに対し、「こんなにダンスが踊れるんだ」と柚姫ちゃんが関心していたように、本来ソロのダンスといえばハルちゃんが行うことが多いのですが、もちろん各曲中にはダンスがあるので、他のメンバーと同じように菜緒ちゃんも踊っているので決して不自然な話ではないのですが、イメージというか一人でこんなに軽やかなダンスを披露することは、ソロでの生誕イベントでも見られないため、ステージ上の菜緒ちゃんも、見ている観客も非常に貴重な場面だと思います。

 

一方の柚姫ちゃんは2部でソロ曲(One-One-Love)を披露した後、曲中にセッティングされたキーボードの前に座り、シャチZEROの時と同じように「カラカラ」のピアノ演奏を行いました。確か少し前に公式YouTubeでシャチZEROを配信した際、柚姫ちゃんから「また柚姫のピアノ演奏が見たい?」とコメントをしていたのを思い出し、既にこの時点で、今回のツアーでピアノ演奏が想定されていたかどうかはわかりませんが、シャチZEROが無観客ライブであったことを考えると、今回初めて有観客で柚姫ちゃんのピアノ演奏が披露されることになります。

 

カラカラはその時と同じように、柚姫ちゃんのピアノ演奏に合わせてメンバーが歌うというスタイルがとられました。終盤近くまでは特に何の問題もなく演奏が進められていたのですが、アウトロの所まで来た時、急に演奏を止めてしまいました。

 

最初は間違っちゃったと言わんばかりに笑顔で演奏し直しましたが、それでも音を出すタイミングがうまく合わなかったらしく、再度演奏し直しますがこれもうまくいかず、メンバーが優しくフォローの言葉を投げかけるも、本人の表情は真剣というか焦りを隠せないものになり、ようやくアウトロの演奏を終えることができましたが、本人に安堵の表情はなく、そのまま次の曲を迎えることになりました。

 

それでも客席からは、次の曲が始まって鳴り止むことがないぐらい、お疲れ様と言わんばかりの温かい拍手が起こっていました。その日最後のMCで帆華ちゃんが柚姫ちゃんのピアノ演奏について「柚姫の演奏すごかったよ」と投げかけるも、本人はとうとう泣き出してしまい、菜緒ちゃんが柚姫ちゃんの前に立ち、泣いている表情を客席に見せないようにしていたものの、最後の挨拶で横並びになった時でも泣き顔のままステージを後にすることになりました。

 

恐らくリハーサルの時点では問題なく進められていたものの、本番ではうまくいかず、そのことが彼女にとってのプレッシャーになってしまったのかもしれません。ただ、カラカラの演奏を終えた後のパフォーマンスは気持ちを切り替え、特に失敗したことを引きずることなくこなしていたことは、今の柚姫ちゃんが持っている強さなのかもしれません。今後またツアーのどこかでリベンジをすることになった時には、きっと本人が納得のいく結果を出せると信じています。

 

 

不自然なビールケースの正体

 

福島のライブには特にお立ち台も無ければ、特別なセットがあるわけでもありませんでした。しかし今回の長野では、ステージの後ろに不自然に詰まれたビールケースのようなものがありました。しかもビールケースには「TEAM SHACHI」が書かれていて、明らかに用意されたものでした。

 

その正体は、3曲を終えた時点で判明しました。MC終わりで次の曲に差し掛かる前に、BGMと共にメンバーが後ろにあったビールケースをそれぞれ1つずつ持ち、踊り始めたのです。そのビールケースを下に置いたかと思えば、踏み台昇降のようにケースから乗降りを繰り返したり、ケースをまたぐような仕草をした後、ケースに乗り次の曲を歌い出しました。

 

またそのビールケースのうち2つは、それぞれ上手と下手のステージ前に置くことで、お立ち台のように使ったのです。そのお立ち台となったビールケースは、結局ライブの最後まで置かれていました。

 

また2部では、首都移転計画の終わりで突然黒幕がかかり、何やら裏で準備する様子があると思ったら黒幕が降り、そこには金色のポンポンを持ったメンバーがチアダンスのようなものを始め、ライブを行っている場所(長野)にかけて「N・G・N」と掛け声をかけたと思いきや、次の曲(完全満足NGY)が始まりました。(ちなみにポンポンはNGY中もずっと付けたままでした)

 

完全満足NGYでは曲中の名古屋を「長野」、NGYを「NGN」と言い換えたり、途中で名古屋めしを挙げる場面があるのですが、それを長野のご当地名物に言い換えるなどの演出がありました。

 

ライブのMCでも帆華ちゃんから「今回のツアーはアルバム「TEAM」からもやっていくんですけど、今までの曲も違った視点から、小道具も使いながらやっていこうと思っています」と説明があったため、今後のツアーでは恐らくチームしゃちほこ時代の曲が、様々な演出をされながら披露されていくのかと思われます。


ちなみに、今回の長野で新アルバム「TEAM」から、ライブ未発表の2曲が初披露されました。


POSITIVE BEAUTIFUL!〜後ろ向きま宣言〜」については振り付けがある曲で、サビの部分で手をグッド(親指を立てる)にして手前で缶を振るようなポーズがあるので、今後振り付け動画のようなものが出るかもしれません。


一方「Rainbow」には振り付けが無く、ステージ前方でメンバーが等間隔に並んで歌うシンプルな構成になっていました。

 


均衡が破られた、ラスト曲

 

セットリストを見て気づいた方がいらっしゃる方は、もう立派なタフ民です(笑) 2020年の異空間ツアー以来、TEAM SHACHIのライブでラストの曲といえば「Today」でした。これiは、サビの部分で客席と一体になって手を左右に振り「Hey Hey Say Yeah」とコールをしたいというメンバーの願いを込めて生まれた曲でした。

 

しかし新型コロナの影響で、客席の声出しが未だに解禁されない状況が続いており、2021年の目標であったパシフィコ横浜公演では事前にサビの部分を歌ったボイスデータを募集し、会場で流したことはありましたが、それでも手を左右に振る演出だけは続けることで、なんとか客席との一体感を体感したいという思いが、メンバーにはあったと思います。

 

その反面、TEAM SHACHIのワンマンライブの最後はTodayであることに対し、マンネリ化を感じるタフ民の声があることは事実として存在し、確かに先週福島の最後はTodayでしたが、今回も恐らくそうであろうと思った方は多かったと思います。

 

ただ、今回の長野は違いました。曲終わりのメンバーの様子が不自然だったのです。明らかにこれでライブが終わりますという雰囲気ではなく、サラっと挨拶をしてステージからはけてしまったのです。

 

アンコールの拍手から再び姿を現わしたメンバーから、今回の見どころの一つである、シャチBOXについての企画が始まりました。(シャチBOXについては後述)その企画を終えて、一番最後に歌ったのが新アルバム「TEAM」の一番最後に収録されている「Rainbow」でした。

 

Rainbowは実のところ、チームしゃちほこ時代から曲の構想はあったものの、メンバーの卒業やチームの体制変更などがあり、日の目を見ることはありませんでした。しかし今回アルバムの制作にあたり、新たにブラスなどのアレンジを組み込み収録されることになったのですが、曲調自体は王道のアイドルソングのような感じで決して目新しいものではないのですが、これまでアイドルソングとは異なる楽曲を出し続けてきたTEAM SHACHIには逆に新鮮味があったため、多くのファンから支持される曲になりつつあります。

 

 

帆華ちゃんからも「これからは、この曲を大切にしていきたい」と言ってきたことからも、本ツアーでは恐らくこの曲が最後に歌われることになると思います。

 

ただそれ以上に、これまで「Today」で縛り続けてきたTEAM SHACHIのラスト曲の均衡が破れたことの意義は大きく、今後は様々な楽曲がライブの最後で歌われることのドキドキ感があるといいなと思っています。

 

 

TEAMだからこそ

 

今回のツアーテーマが個人の挑戦であることの他に、お互いを支え合う場面があるとのことです。恐らくそれは、アンコールの最初に行われる「シャチBOX(←表記は適当です)」と呼ばれるものだと思われます。

 

シャチBOXとは、チームしゃちほこ時代から含めた全キャリアの楽曲が書かれた紙を、抽選箱のようなもの入れ、そこからランダムに引かれた1枚を、何のリハーサルもなく披露しなければならないという企画です。全キャリアのため、菜緒ちゃんも言っていましたが、ライブ中に披露した曲をもう1回披露することもあれば、それまで殆ど披露されていない曲が引かれる可能性もある、ということです。(その今まで披露されていない楽曲がどの範囲までかは不明ですが)

 

1部では菜緒ちゃんが「It's New 世界」を、2部では柚姫ちゃんが「カントリーガール」をそれぞれ引き、今回はどちらも改名してから披露されている曲のため、それほど痛手はないように思えました。どちらの曲もオリジナルの振り付けで披露しなければならないのですが、実はカントリーガールは改名後にオリジナルの振り付けをしたことが殆どないらしく、菜緒ちゃんが「難しい曲を引きやがって」と、責める場面がありました。案の定、曲中に一番振り付けに悩んでいたのは菜緒ちゃんで、終始メンバーのタイミングを伺う場面が見られました。

 

見ているこちらもドキドキしながら見ることはありつつも、思っていた以上にはうまくやれているように見えたのは、さすがに10年の場数を踏んできた賜物だと思います。

 

ちなみにシャチBOXの抽選については、毎回中に入っていた紙が取り出され、紙をBOXに入れる所から始めるようです。

 

お互いを支え合うという意味では、先に書いた2部での柚姫ちゃんのピアノ演奏も、結果的にはそのようになったのですが、1部の「番狂わせてGOODESS」中に、スピーカーの電源トラブルでオケとマイクの音が入らなくなる場面がありました。

 

これについて思い当たるのが、直前に披露された「AWAKE」のキーがいつもより違っていたことから、既に予兆は始まっていたのかもしれません。今回の会場は規模が大きくないライブハウスで行われたため、メンバーもイヤモニをしていませんでした。何とかメンバーはオリジナルのキーで歌っていましたが、我々同様音の違和感は感じていたはずです。そしてとうとう、番狂わせてGOODESSの中盤で音が止まってしまったのです。これは、公式Twitterでも動画公開がされました。

 

 

ただ、音が止まった瞬間は一瞬止まるような仕草はあったものの、そのままオケ無しで歌い続け、その状況を瞬時に判断した客席も、手拍子でリズムをとったり、ペンライトを振ったりしてライブを盛り上げ、またそれを感じたメンバーも、とにかく最後まで歌いきってやると言わんばかりに、曲の演奏を自分たちでやったりしてむしろ現状のトラブルを楽しんでいるようにも見え、終盤には再び電源が復帰したところからそれに合わせて歌い直しを行い、なんとか歌いきることができました。

 

そこで一旦音源の調整が行われた後、なんとかスピーカー電源がもちそうだということが分かり、「抱きしめてアンセム」「START」が披露されました。曲終わりに汗だくで珍しく目を見開いた帆華ちゃんが「このライブで皆さんとの絆が深まった気がします!」と言っていたのが印象的でした。

 

もちろん音源機材のトラブルなんて事前に何とかできただろうという意見もあるかもしれませんが、そこは何が起こるかわからないのがライブ。その状況をどう乗り切っていくか、どうエンターテインメントに変えていくことができるかは、滅多にできることではないと思います。メンバー同士はもちろんのこと、メンバーと客席それぞれに適応能力がなければ成り立つものではなく、TEAM SHACHIについてはまさに客席も含めたチーム力があるグループだと思っています。

 

 

いろいろ書いてしまい、だいぶ長くなってしまったのですが、要は長野から始まったツアーは、今後もいろいろなものが見られそうなので、これから行かれる人は是非楽しんで欲しいです。行こうか迷っている方は、今後のツアーの流れやご自身の都合とも照らし合わせながら、じっくり考えていただければと思います。

 

本当はMCの部分でもう少し書いた方がいいものがあったりするのですが、正直これ以上書くとまとまりがなくなりそうなので、別の機会にしたいと思います。

 

 

<セットリスト>

 

Tick Tick Boom

OVERTUREORCA

 

HORIZON

SURVIVOR SURVIVOR

BURNING FESTIVAL

 

首都移転計画

完全満足NGY(長野ver

JIBUNGOTO

Rocket Queen feat.MCU

 

POSITIVE BEAUTIFUL!〜後ろ向きま宣言〜

One-One-Love(柚姫ソロ)

カラカラ(柚姫ピアノver

MAMA

番狂わせてGODDESS

ULTRA  MIRACLE SUPER VERY POWER BALL

DREAMER

 

Today

 

<アンコール>

カントリーガール ※日替わり曲

Rainbow

 

万華鏡衣装

アルバム(TEAM)衣装 ※ POSITIVE BEAUTIFUL!から

ブラス民無し