ハロウィン短編です。
(4話ぐらい5話の予定)

あるあるネタで、翔さんがただの変t...
(これを書こうと思った私が変t...←知ってた)


デビュー記念日までには終わらせたいのですが、1日1話ペースだと間に合わないので、

1話・10月31日0:00アップ。
2話・10月31日12:00アップ…

という風に、12時間おきにアップします。


「Our goddess」と合わせたら1日に3話アップという私史上初のことになっているので、みなさんついてきてくださいませ飛び出すハート


…あ、はっきり言いますね。

翔さんも、このお話を書いた私も変態です。
↑テストによく出る!()




























とりっくおあとりーと。

○○○○頂けないとイタズラしちゃいますよ。








M side


季節はすっかり肌寒い秋。

10月ももう終わりだが、10月の最終日と言えば、、、ハロウィンである。


ハロウィンだからって、巷の若者たちのように仮装して渋谷を練り歩く訳でもない。


そもそもそんなことをしたら、1発で身バレしてしまう。

だって…俺達、嵐だし。


個人的に、ハロウィンはクリスマス程デカいイベントではないと思ってる。


街だってハロウィン仕様に飾り付けされているとはいえ、そこまででもない。

せいぜい店の入口にオレンジのカボチャを置くとか、壁にリースが掛けられているとかそんなもん。


クリスマスの方がツリーを飾ったりと、目に見えて違いが分かる。


それに…ハロウィンってみんな、家で何かする?

クリスマスはケーキ食べたりするだろうけど、ハロウィンは…ねぇ。


…ま、あくまで持論。

感じ方は人それぞれだ。


どちらにせよ、俺はハロウィンだからと言って何かをする訳ではない。

家のテレビで仮装してる人達を見るので、お腹いっぱい。


の、はずなんだけど、、、、


「ねぇ、、、これ、なに?」


目の前には、同じ嵐のメンバーである櫻井翔。

で、俺の恋人。


仁王立ちする俺の目の前で、目を逸らしてこめかみをポリポリとかいている。


「いやぁ、、、その、、」


今日はハロウィン当日。


「…こんなの買って、あわよくば俺に着させようと?」


俺の手には、黒のメイドワンピース。

丈はかなり短い。


それからご丁寧に小道具まで。

フリルカチューシャ、、レッグバンドに、、オーバーハイソックス、ガーターベルト付きのT バック…。


…事の始まりは、、、、


ーーー


"ピーンポーン"と、部屋にインターホンが鳴り響く。

翔さんの家だけど、翔さんはソファーでぐっすりお昼寝中だし、代わりに出ようと思って玄関の扉を開けた。


渡されたのはダンボール箱。

中身は、、、なんだろ?


普段だったら勝手に開けたりはしないんだけど、今日はなんだか妙に気になって、1人ガムテープをビリビリと剥がし始めた。


「、、ん、、、」


ガムテープを剥がす音で、翔さんが声をあげたのが聞こえた。

構わずに剥がし、ダンボールを開ける。


「、、じゅ、ん、?、、、っあ"あ"あああ!!!ストップ!!ストップ!!!ストッ、、」


ソファーから飛び起きて、寝起きとは思えない程の速さでこちらに向かってきたが、翔さんにとっては時すでに遅し。


「、、なに、これ、」


ダンボールの中身を見た俺の口の端が、ピクピクとひくついた。


ーーー


…で、、、今に至る。


「あのぉ、、、今日はハロウィンじゃん?」


「そうだけど?」


目の前で、肩をいつもの倍撫でさせ、頼りない上目遣いでこちらを見る翔さんは、とてもラップでオラオラしてる帝王とは程遠い。


「潤って、、、毎年ハロウィン何もしないから、、、」


「だから?」


「だから、、、その、、、楽しみたいなぁ、と。」


「夜の営みを?」


「うん!…あ、いや違う違う!」


「嘘つくな!ったく、、、」


よくこんなの買えるよね。


「どーすんの、、、こんなの、、、」


卑 猥な衣装を手にしたまま、小さく呟く。


「潤、、、着ない?」


「きっ、着ないよっ!」


こんなの、持ってるだけで恥ずかしいのに!


「潤、、、お願い。」


「、、っ、」


そんなうるうるの目で見ないでよ。


「一生のお願いだから、ね?
…潤だって、最近マンネリ化してるの気にしてるんだろ?本当は。やっぱり、こーゆーアブノーマルのものに手を出していかないと、楽しめないよ。いつでも新鮮な気持ちで楽しみたいだろ?な?」


翔さんはずるい人だ。

そんな風に、優しい声音とうるうるの目で頼まれたら、俺が断れないことを知っている。


「、、、わかったよ


掠れる声で呟き、頬が紅く染まるのを見られたくなくて、逃げるように脱衣所に向かった。