いよいよ、運命の日の朝。
いつもなら、旦那が起きる頃には居ない私が居る朝。
旦那は少しビックリしたように、
あれ?どうしたの?
にっこり笑顔で返す。
最近、一緒の休みが無かったから、思いきって休んじゃった
固まる旦那。目が泳いでるけど大丈夫?
え?あ…そうなんだ
俺、予定入れちゃってるんだけど…
完全にバレバレ(笑)
えー!そうなの?誰と?せっかく休んだのに、今日じゃなきゃダメなの?
あ…う…ん
職場の◯◯と、◯◯と、◯◯と、カラオケ行く約束しちゃったんだ
みんな休み合わせちゃったし、今日はちょっと…
隠しきれてないけど大丈夫ですか~?
まぁ、とにかく行ってきなよ、と送り出す。
車の行き先を見守る。
言ってた方向と、逆の方向に行く旦那。
はぁ…やっぱりクロか
そそくさと、自分の車のエンジンをかける。
尾行の開始
コンビニで待ち合わせしていたのか、コンビニで誰かを待ってる様子。
さて…相手はまだか?遠巻きに見守る
ほどなく相手が現れた。
やっぱり、女だった。
あのクソ野郎
女も笑ってんじゃねーよ
そして、向かったのはカラオケ。ほぅ。カラオケは嘘じゃなかったか。
カラオケの受け付けに行った瞬間に電話してやった。最後の忠告として。
いまどこ?もう着いた?あのさ、帰ってくるときケーキ買ってきてね
本来、行くと言ってた場所の近くにしかないケーキ屋さんの名前を言ってやった。
え?でも、何時になるかわからないから、買えるかわかんないよ?それでもいい?
何てバカなんだろう…
そして、私はひたすら待つことに。
ここで、重大なミスをしたことに気付く。
車の合鍵持ってくるの忘れたやん
あの綿密に立てた計画は何だったんだ
待つことに3時間。
ようやく二人は出てきました。
満面の笑みで。
地獄へようこそ。
私は、怒りを抑える様に早足で、彼らの車へと向かった。
