『Climax』 | SHAKALABBITSオフィシャルブログ「Vamos A La Marcha」Powered by Ameba

『Climax』



クライマックスまで連れてってほしいのは
自分に向けて。
どんな状況でも、いろんな場面で
いざと言う時に歌舞ける自分でいたい。

信じて信じて裏切られてを繰り返し
それでも自分とまわりに対して、信じることを止めちゃうと
絶対おかしなことになる傾向
疑う方が楽だし、人と関わらない方がいい時もあるし
だけどひとりで生きてるわけじゃないから
信じることにする、日々。
そう考え出すと、余計な念が多くって
あっちいけそっちいけとやった時
本当に信じたいものって実にクリアだ。

昔から可愛げがないので
上手くいかないことの方が多いけれど
迎合するより全然いいの。
メディア露出の多いアーティストやバンドの名をポンポン出し
その人たちがどんなことを歌っているのかも
問いつめたら大して知らないのに
『こういうのを求めてる』『カラオケで歌いやすいやつ』
『取り入れていこう』なんて言えちゃう大人達に
新しいものを放ちたい意識はなく
ランキング上位に入れば別人になる。
おかげで噛み付き甲斐のある曲がたくさん生まれて
ライブで楽しさに変えられたから
これもまた違った意味でクリア。

道がないなら作らねば、つまんないことになるから
超がんばるんだ。
音楽の、ライブの、人生の
クライマックスまで持っていけよ自分。



クライマックスまで連れてってほしいのは
応援してくれるみんなに向けて。
Shakalabbitsを必要としてくれている強い思いに
うんと甘えてみたメッセージ。
ライブ空間では特に、一緒にクライマックスを作っていると思う。
最初からとんでもないことになったりするけれど、、笑
お互いにやってやんぞ感が溢れるから
ここぞ、が見えるから
Shakalabbitsのライブは面白いんだ。
クライマックスまで頼むぞみんな。



クライマックスまで連れてってほしいのは
今一緒に動いているスタッフに向けて。
思いっきり腕を引っぱってくれたように
わたしたちを信じてくれたように
一緒に音楽を届けてほしい。

そしてクライマックスまで連れてってほしかったのは
またどこかで巡り逢いたいと思えるスタッフに向けて。
自分の夢をShakalabbitsに重ねてくれたこと
嬉しかったけれど、その分さよならが悔しかった。
止む終えない人が多くて寂しかった。
一緒に泣いたり笑ったり、奮闘した時間はかけがえのないもので
すごくすごく感謝している。
どこかで『Climax』を耳にしてくれたら嬉しい。



"なみだの湖 晴れる あたしらしく照らしてあげる"
この、涙が蓄積していく湖は悪いものではなくて
悲しみや怒りや悔しさから、自分を変える力をくれるから。
ただその中に漂い続けるのはしんどい。
きっと湖には光が刺して
晴れることを期待して。
このフレーズを書いている時
ダンスフロアが涙の湖だったらを想像した。
いろんな感情が溢れている湖。
晴れることを期待しているわたしたちが
わたしたちの方法で照らすということ。
それこそが望んでいるクライマックスです。