みなさん、こんにちは!

 

今回は、何回かに1回行っている、『学問のすゝめ』の内容について紹介していきます。

 

福沢が、本書の中でしきりに説いているのは、次のようなことです。

 

〇自分でしっかり考え、自分でしっかり学び、他者の言うことを鵜呑みにせずに行動していくべきである!その気持ちがなければ、人としての成長もないし、ひいては、日本という国の発展もない!

 

これは、私なりの言葉で表現していますが、福沢は、江戸時代までの身分制度にとらわれた「武士や殿様の言うことなら考えもせずに聞く」という行動が、人の成長も国の成長も止めていると考えていたようです。新たな国づくりに邁進している明治初期の日本、これでいいのか!!という強い問題意識が、『学問のすゝめ』の中にあらわれているように感じます。

 

現代の私たちもそうですよね。「上司が言ってくるから」「先輩が言ってくるから」「毎年こうやってるから」「指示されるまでは動きたくない」「親が全部やってくれる」などと言っていては、個人の成長もないし、所属する会社や組織にとってもプラスにはならないと思います。

 

自分なりに、「今、自分は何をすべきか、そのためにどう考え、どう準備して動くべきか」を考え続ける大切さを改めて実感しました。

 

以上、『学問のすゝめ』のプチ紹介でした。またこれからも紹介していきます!

 

ありがとうございました!