良い教育を受けるにはお金がかかるのは、ある意味では当たり前だと思いますか?
これ、当たり前です。
例えば、子供を幼稚園の頃から英語を覚えさせたいから英語の塾へ行かせようとしたらかる~く月に3万はかかります。
子供に野球やピアノを習わせたいとしたら、これもかる~く数万円が飛んでいきます。
子供が頭が良いから私立学校に入れたいとすれば、これは額が半端なく100万単位で飛んでいきます。
介護職の平均年収は350万くらいですが、ボーナスがないことを考えると税引き後で月25万位が良いところで下手すると20万くらいでしょうか。
この額で共働きではなく、子供を2人もてます?無理です。この額で、習い事をさせられますか?無理です。この額で貯金を出来ます?無理です。
だから、介護職は男性の場合には結婚すると退職せざるを得ない方々が増えてるのが一つの社会問題なんです。
一時期はかなり言われてまし方が、処遇改善加算が出来てから言われなくなりました。なぜでしょうか?
給料が上がったから?
違います。
マスコミが取り上げなくなったからだけなんです。ようは、話題性がなくなったんです。
まだまだ給料は低いですが、派遣社員などの非正規雇用が増えて日本全体で年収が下がってるから、介護職だけを取り上げても話題性がないんです。だって、介護職は社会保障費って言われる税金で給料をもらって生活をしてますから、ある意味では準公務員みたいなもんです。
家庭の所得が低ければ子供に良い教育を受けさせてあげたいけども、お金がないから受けさせてあげられない。銀行で教育ローンを組みたいけども返済の目安が立てられないから下手にローンなんか組めないし、審査も通らないから我慢をするしかない。
そうすると、結局は教育にお金がかけられないから子供は自分と同じレベルか以下の教育しか受けさせてあげられない。
一昔前ならば、一攫千金を狙ったビジネスチャンスもあったかもしれませんが、今はまあまあのビジネスチャンスはあるかもしれませんが、物と情報が豊かになったからそんな簡単にはありません。
なら、海外に目を向けますか?
ヒジネス英語を少なからず話せるようになってるのであればチャンスはあるかもしれませんし、外人の友達がいれば無料ですが、英語を勉強するお金はどうしますか?
こうやって考えると、介護職の未来って暗いですね。。。