都心から地方の施設へ転職して、一番最初に感じることは何か分かりますか?

良くも、悪くも時間の流れが余りにもゆっくりすぎることなんです

介護保険業界は、真面目に今回の改定から2015年までに大きく体質を事業者側が変わるかとが出来なければ潰れます。

例えば、500床未満の病院が母体になっているような老健って一番危ないんですよ。老健の存在も危ないんですが、病院は2年毎の報酬改定で毎年下がって来てますから。

また、老健だから病院に赤字を埋めてもらえて安泰なんて言ってると知らないうちに母体がM&Aされて、いきなり黒字化を突きつけられますよ。

外資にM&Aなんかされたら、一年なんか時間は来れませんから、4半期で結果を出さなければマネジメント層は即クビが飛びますよ。

外資にM&Aされることなんて考えてないでしょうが、実際にシンガポールの外資が既に病院経営に参入してますから、明日は我が身ですよ。

そのM&Aで一番危ないのは都心ではなくて、都心から1時間圏内の距離にある病院や施設なんですから。

都心から1時間圏内だと、人口はそれなりに確保されていながらも危機意識が低いのでマネジメント層のクビをすげ替えるだけで収益は見込めますし、将来性もありますから魅力的なんです。

いまは、まだまだ他人事かもしれませんが、少しは焦らないと明日は我が身ですよ。