介護保険制度が来年度の改正から本格的に地域包括ケアへ舵を切っていますが、そのなかで期待をされているのがNPOやボランティアさんです。


ボランティアへ参加させてもらってる立場とボランティアさんに助けてもらってる立場の両方から言わせてもらえば、ボランティアへの直接の参加ってあまり気構えることなく月に1回の参加でも構わないと思うんです。


結構気構えて参加されたり、参加するならば毎週時間を取られるのは。。。って思われるか方々もいらっしゃいますが、それでは余り長く続かないと思うんです。


だって、みなさんにはみなさんの生活があるわけですし、働かなければたべていかれませんし、家庭を犠牲にしてまで参加されたら家族が気の毒ですから。



ボランティアっていうと、どうしても『時間』ってイメージがあるのかもしれませんが、例えばNPOやボランティア団体に寄付をすることも立派な『参加』ですし、活動を誰かに話をすることも『参加』になります。



ある方に『ボランティアってお金と時間に余裕がある人じゃないと、続かないしやろうとは思わないんじゃないんですか?』って言われたことがあります。


ある意味では的を得ていますが、ある意味では的を得てないともいえるかなって思います。



もし、活動に参加されるならば月1回でも、って言いましたが半年に1回でも年に1回でも参加は構わないと思うんです。


1時間でも30分のほんの少しの時間で構わないので、参加すると普段関わることがない方々と関わることで、少しだけかもしれませんが日常生活の視野が広がる機会に繋がると思います。


気構えずに、少しだけの時間をボランティアで繋がってみてください。