意外と介護 福祉業界の経営者の方々が分かっているようで、実は分かっていないのがパワハラとセクハラなんです。
例えば『あなた、これくらいも出来ないの⁉️』って役職が上の人から下の人に言ってしまえば、これは立派なパワハラです。

他にも『あなたは、会社に泥を塗るだけの存在だ❗️』と、役職が上の人から下の人に言ってしまえば、これも立派なパワハラです。

意外と思われかもしれませんが、役職が上の人が下の人に何かを指摘する時であっても相当の注意をしなければ、受け止めた側がパワハラだと感じてしまえば極端な話では全てがパワハラなんです。

それを中小企業の介護 福祉業界の経営者の方々は結構軽く見てますし、36協定すら結んでないのに平気で残業代を削ったりしてます。

労基の監査ではスタッフへのヒヤリングはないですし、介護保険の事業所に来る労基の方は施設系の知識しかないし、在宅系の働き方を知らないから、スタッフのタイムカード提出を求めても事業者側が残業をしていないスタッフのタイムカードを選んで提出すれば良いだけですから、監査を当然のようにパスすることができるわけです。

例え残業をしていたスタッフが居たとしても『自発的に残ったので、残業ではありません』って備考欄にでも書いてしまえば、労基では残業ではないですから。(ちなみに、自分が前に在籍していた会社で書かされてました。)

在宅系の介護 福祉業界の中小企業なんて、みんな同じようなことをしてますが、誰も事業者を相手取って訴えたりはしないんです。

不思議ですか?
介護 福祉業界って、物凄く狭いので訴えたりしたら直ぐに訴えた側の名前を訴えたえられた側が言いふらすから次の就職先が決まりにくくなるんです。

だから、パワハラされようが残業代を誤魔化されそうが、なかなか表には出ないんです。