介護保険が来年に2パーセントから3パーセントの報酬減算改定になることが確実になりましたが、どうも内容的には社会福祉法人を狙い打ちした感じです。
でも、社会福祉法人を狙い打ちするならば介護保険法の減算改定だけではなくて、社会福祉法を改正したほうが早いんじゃないか?って思われますが、既に第一弾は改正済みですから、これからまだまだ改正が進みます。

さて、話は戻りますが有料老人ホームはこの先増えると思いますか?減ると思いますか?

国は超高齢化社会で社会保障費を抑える方法の一つとして、在宅での看取りを推進してますが実際には介護職が100万人も足りない中で果たしてこれを乗り切ることが出来るの?と言われれば、無理です。

地域包括ケアで地域のボランティアさんとか本屋さん、花屋さんとかを社会資源として位置付けて何とかしようとしてますし、民間事業者でもなんとかしないといけないという危機感から動いてはいますが、こればかりは地域格差が大きくでます。

それも、市町村単位ではなくコミュニティーが小規模化してますから丁名毎にでますから、なかなか難しいですね。。。

では、何処に流れるかとすれば特養ですか?いえ、いえ、行政が今以上に積極的には箱物を作ることは国策に反しますから作りません。

では、何処か?と言えば、介護付き有料老人ホームしかないんです。

各民間業者がまだまだ有料老人ホームを作っては行きますが、困るのは介護職ではなく施設長なんです。

施設長は、スタッフのマネジメントから施設の運営、スタッフの募集、クレーム処理等々あげればキリがないほど割りに合わない仕事は有料老人ホームのなかではないんですし、社長や役員から求められている結果を出し続けないといけないんですから。。。

こうなると、人財となり得る介護職の争奪戦も激しくはなりますが、今まで以上に幅広い知識や行動力のある施設長の争奪戦も激しくもなります。

介護職で有料老人ホームを経験されていて、施設長になりたい方はこれから一年が一つのチャンスですから、今のうちに色々と経験してみておいてはいかがでしょうかo(^▽^)o

みなさんのご意見やご感想をお待ちしてます。