アニマル・ドクターのたまご、1ねんせい。 -3ページ目

アニマル・ドクターのたまご、1ねんせい。

My simple memoir blog as a vet student in Edinburgh, Scotland.

五月に行われた獣医学部一年目を締めくくる試験二つ。

Animal Body2: Bacteriology, Parasitology, Virology, Inflammation, Immunology の試験はパスできたのですが残念ながらAnimal Health Welfare & Food Safetyという科目の試験は勉強足りず、パスできませんでした。

どぅーーん叫び叫び


追試は8/14、それに備え毎日勉強中の夏です。

しかし六月は日本へ三週間ほど一時帰国し、懐かしい様々な思い出の地で息抜きすることが出来ました晴れ

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昔の仕事場の近くの明治神宮へ参拝したり

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大好きな街、みなとみらいへ出かけたり

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初、富士急を満喫したり

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昔と変わらないノリで仲良し従姉妹とこんなアホな写真を撮ったり笑


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由比ヶ浜へ一人散策しにいったり

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蕾の家 というとても素敵なイベントスペースを営んでいる学生時代からの鎌倉っ子の友達に会ったり

まぁもうとっっても素敵な時間を日本で過ごすことが出来ました。

母も祖母も変わらず元気すぎるし

あいかわらずな毒舌で母に笑わされてばかりだったし、あまりケンカも今回はしなかったし。笑


エジンバラに戻ってきてからも、今までのちょい鬱状態はなくなり結構楽しくやってます。
追試勉強しながら、豚や牛の世話(科目の一環)をしながら毎日臭い思いしてますが汗


追試後は念願のヨーロッパ旅行アップ
ロンドン在住の高校時代からの大親友と二人旅行です。

ニースにいってきます音譜

戻ってきたらまた写真でもアップしようかなぁ~。




iPhoneからの投稿
こんばんわです。
現在夜中の一時ちょい前、明日も朝早く起きて試験勉強をしなくてはならないのだけど、ここ数日間朝から晩まで勉強しているせいか、夜中の寝る時間帯が唯一の楽しみになっているのです。そして朝ちゃんと起きれないっていう悪循環・・・・おばか。汗


さて、ひょんなことから田代島が親友との電話の最中に話題になりました。田代島と言えば、猫。またの名を「猫の島」と呼ばれてるそうです。

この小さな有人島のことは去年の夏頃知りました。震災後も懸命に生活を立ち上げて頑張って暮らしている住人達と一緒に紹介された猫たち。ひなたぼっこしたり、魚のおすそわけを漁師さんからちょうだいしたり(時々盗んだり)、グルーミングしあったり、おいかけっこしたり、はたまた縄張り喧嘩したり・・・自由でのびのびとした生活を送ってるように見えました。人間の私がもううらやましくなるくらい。


将来獣医になる身として、この猫達の状況を私は本来どう捉えなければいけないのかな、とふと思いました。田代島には獣医診療がないらしく、猫達の様子を見に時々獣医が軽く診察に来るくらい。野良なのか飼われてるのか曖昧(ごっちゃまぜなのかしら)なため、基本的な健康状態の監視ができていない。ワクチンも、避妊も去勢も。外猫/野良猫は室内飼いの猫よりも遥かに短い一生を遂げることは欧米では常識として認知されつつある。私が働いていた獣医病院でも、新しく猫を飼い始めた飼い主さんには、獣医さんはみんな完全室内飼いを勧めている。私も経験上、猫は完全室内飼いのほうが健康でいられるし、外からのウィルスで病気になったりり事故にあったり他の猫とケンカしたり犬に噛まれたり人間に危害加えられる可能性がないので長生きしやすいと思う。現にうちの今飼ってるシャイたん(2歳、♀、くりくりお目目が印象的なめんこい子)も完全室内飼いで超健康的。
飼い主としての責任は、猫の「幸せ」を考えること。その「幸せ」に「健康」は必要不可欠だと思う。

でもね、それと同時に、「幸せ」のカタチって、人それぞれあるように、猫も一概には言えないと思うんです。

獣医になる者がこんなこと言っていいのかなぁーとも思うんだけど、私ね、健康を重視しすぎて盲目になることっていろいろとあると思うんです。「なにもしない」のが最善の選択である場合もあるんじゃないかなぁーって。

田代島の猫たちの寿命は、きっととても短い。数週間、数ヶ月、数年からせいぜい5-6年、よくて7年くらいだと思う。もちろん例外はいるであろうけど。魚ばかり食べてては栄養不足だし(意外にも)、ネズミや鳥を食べた場合にウィルス感染して病気になる可能性だってあるし、ケンカで得た怪我から感染症を起こして大変なことになったり、餌を見つけられず餓死してしまったり、はたまた生まれ持った先天性の病気で弱ったまま死んでしまったり。飼い猫だったら治せる病や防げることはたくさんあると思う。

だけど、彼らは街にいる「野良」となにかが違う気がするんです。野良はみんな人間の身勝手さが生んだ産物、いわゆる「被害者」。東京や横浜で見かける野良ちゃんは見るからにその「被害者」、かわいそうでかわいそうで、出来ることならその場から抱きかかえて、獣医に連れてって、ご飯をあげて、良い飼い主さんを見つけたあげたい。でも田代島の猫たちからは、その「被害者」オーラをほとんど感じなかった。ひなたぼっこして、のんびり生きて、魚をもらって、ときどき頭をなでてもらって。死ぬときは死ぬけど、短くても太い猫生を全うしてるように感じる。

猫の幸せのカタチも、一つだけじゃないのかもなぁと、田代島の猫ちゃんたちの事を知って思わされました。

田代島の猫たんホームページです


獣医資格を得たら(日本で)田代島にぜひ立ち寄って、避妊・去勢手術にワクチン接種をしたいです。せめてワクチンくらいは・・・・ね。いいですよね。