ある日、スーク(市場)での買い物を頼んだら、マハシーセットが揃ったので、意を決して(!)作ってみた。
※エジプトでは、買い物を家の男性や子供に頼むことが多い。(もちろん女性も普通に買い物をする)「これとこれとこれを買ってきて」とメモに書いたりして頼むのだが、大体いつも頼んだ物以外も含め、大量に買ってきてくれる。使い切れなかったらもったいないので「全部少しずつ」とも言うのだが...。この時も特に頼んだ訳ではなかったが、マハシーに必要な物が揃っていた。私も時々ついて行ったり一人で行くこともあるが、新鮮な野菜や果物が豊富にあるのを目の当たりにするとついつい買い過ぎてしまう気持ちもわからないでもない。政府の保護があるのか、農産物はまだまだ安く、買い方もキロ単位だし、(1/2、1/4などでも買える)家族が多いこともあるだろう。大量の野菜や果物を持った人達がマイクロバスに乗り込むのを見るのも日常の風景だ。
マハシーセット ↓↓↓
なす、ピーマン、グリーンチリ、玉ねぎ、トマト、香草類(パクチー、ディル)、米。
真ん中のは、なすをくり抜く道具。
サルサ(ソース)用の玉ねぎをしっかり炒める。(この工程、他のエジプト料理を作る時にもある、結構重要な作業)これに細かくしたトマト、好みでチリを加え、サルサにする。
上の写真:洗って水を切った米に刻んだ香草類を混ぜる(左)+サルサ(右)→下の写真-- これを野菜(くり抜いたなすとヘタ、種を取ったピーマン)に詰めていく。
詰めたものを鍋に入れ、ひたひたの水とスープの素(又は肉類からとったスープ)で、水分が無くなり、中の米が柔らかくなるまで煮て...
エジプト料理全体に言える事なのだが、作業の工程も多く、結構手間暇が掛かる。
また、マハシーは、慣れてないので、水加減等結構難しい。
巨大キャベツがゴロゴロ並ぶ季節が今年も来た。キャベツで作ったマハシーもとっても美味しく、皆大好きだが、キャベツの場合は、下茹でし、丁度良い大きさに切る、巻く、という作業がさらに増える。 ひとりで黙々とやるのも気が滅入るので、皆が集まった時に世間話でもしながら巻き巻きするのが良いのかも。(今は簡単に巻ける道具も売られているようだが、それでは何だか味気ない気もする。) 母が居た頃まで日本の実家ではお盆にいつも皆で「ぼたもち」を作った。そんな感覚...?(ちなみに旧暦だったので私の誕生日と重なり、もち米一升分炊飯器で炊くので、その晩はぼたもちがご飯代わりになり、おかずと食べていた 友人には驚かれたが、懐かしい思い出だ(^_^))
皆で巻き巻き~~
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この時には、なす🍆のムハッラル(漬物)も作ってくれた。これも美味しくて好き。(*^o^*)
🍆を茹でる。
潰したニンニク、塩、乾燥唐辛子、スパイスを混ぜたものを茹でた🍆に挟む。
密閉容器に入れ、塩、水、酢、レモン汁を混ぜたものを注ぎ入れ、蓋をして保存。1~2日後位から食べられる。
お試しあれ~ o(^-^)o
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