すらいのブログ

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 待ちに待った玉置さんのシンフォニックコンサートの熊本公演が地震で中止になって二年越しで行われました。

 

 個人的には福岡にシンフォニックは何度か行っていて、その中である程度シンフォニックという形のコンサートは満足して、(今回のツアーはいいかな〜と)3月の福岡公演は見送っていました。しかし突然「特別公演」として、熊本のコンサートが開催されることになって、地元開催を逃すわけにはいかないと今回行ってきました。

 復興支援の意味もあるチケット代5000円にまず驚き、そして感謝しつつ、せっかくだから今回は玉置さんの生の歌声を聞いたことのない知人を誘って行くことにしました。

 

 玉置さんの声は以前にもまして更に力強く、また優しくもあり、まだまだ進化しているなあと思いました。

 まず大好きなアルバム『GOLD』からの2曲「宙」と「GOLD」で一気にその世界に引き込まれ、圧倒されながら聴き込んでいました。

 最近の玉置さんはMCを入れないことはわかっていましたが、でも「もしかして」と期待もしたのですが、やはり熊本公演でもしゃべりはありませんでした。でもその話さない理由も「最高の歌を届けたい」という玉置さんの意思の表れのように思います。伸びやかであり、艶やかでありその歌声が会場に響き渡って本当に素晴らしい時間でした。

 地元の児童合唱団との共演の「清く正しく美しく」を今回生で聴けたのは、自分の中のいろいろな思いも重なって、忘れられないものとなりそうです。私の席から見て、玉置さんとその前で小学校低学年の女の子が一生懸命歌っている姿が重なって見え、その光景は涙なしでは見られませんでした。

 

 今回一緒に行った知人の一人、彼女は同級生でもあるので、初玉置とはいえ、昔の玉置さん(安全地帯)のことも知っています。その彼女は感受性が豊かな人で、彼女曰く今日の玉置さんを評して「これだけ歌に感情を乗せて歌える人はなかなかいない、そしてそのための表現方法を色々持っている」のようなことを言っていました。特に後半に歌った「行かないで」は恋人との別れを歌った歌でもあるが、玉置さんの歌を聴いて身近の亡くなった人を想う人もいるのではないかと、それだけ聴く人の心に入り込み、感情を引き出してしまうような感じがしたと、今日の玉置さんを聴いて感想を言ってくれました。誘って連れて行った者としては、そのように聴いてくれて嬉しい限りでもあり、また玉置さんの凄さを改めて感じたところでした。

 彼女は付け加えて、「オーケストラもいいけど、ギター一本で歌っているのを観てみたい。」とも言いました。「ギター一本?すごいよ〜」とこっちもニヤニヤして話を返しました。多分限られた音だけでの玉置さんの歌声を聴いてみたい、歌声を堪能したいと思ったのだと感じました。

 

 今回のコンサート地震後初の地元開催という特別なものでしたが、カーテンコールとはいえ、新しい曲もあり、また合唱団も加わって、また進化したシンフォニックコンサートでした。「もういいかな〜」と思った時もありましたが、また福岡7月のシンフォニックを期待して聴きに行きます。

 

 

 

 

 しかしやっぱり安全地帯も聴きたいですね。