読んだ。Amazonレビューでは最高評価or低評価と極端だったのでどうかなと思ったのですが。。
スイングトレードの本を全く読んで来なかった事も有り、読んで良かった。知識として得るものはあった。
この本に再現性の高い具体的な手法が書かれているのではなく
あくまで自身で改善や努力を重ねて、自分にあった手法を見つけ学んで行こうといった
結論になるので、具体性のある内容を求めると合わないかもしれない。
簡単に書籍の内容をまとめると
■生き残ることが最重要課題
・資金管理を徹底し、やさしい相場で優しい銘柄で。難しい相場は避けろ
・資金管理での基本は
ボラティリティが高い時ほどポジションを小さく
トレンドに逆行したらポジションを小さく
する事。
■トレンドに逆らうな
・簡単なのは緩やかな上昇トレンドが出ているとき
・順張りを基本としつつ、オーバーシュートには逆張りで対処しよう
■手法1 ボラティリティーブレイクアウト
・著者はATRというボラティリティを測るオシレーターを使用
・過去の任意の一定期間のボラティリティの平均を取り、急激に増加した際にサインが出る
・このボラティリティブレイクアウトは、需給が転換した際に発生し易い
・売りもボラティリティブレイクアウトによって、逆のトレンドが発生した際に利確&損切りを
■手法2 分割売買&ピラミッティング
・ナンピンの逆。まずは少量を買い、上がる程に買い増ししていく中級者向け
・人間の本能に反する行為なので頭の切り替えを
・上昇トレンドの押し目で買い増し、高値で利確を繰り返す
■一般論だが
・無謀なトレードは徹底的に避ける
・失敗から学ぶ、トレード記録を振り返って検証できること
・常に地合いを意識する、地合いの変化に応じて”頭の切り替え”を
長期投資派であっても、銘柄の購入タイミングや買い増しの
タイミングを測る上でも有効だと感じたので、特にピラミッティングなどは積極的に取り入れたいと感じた。
