【楽しい場所に人は集まる】
大阪くいだおれの女将、柿木道子さんの言葉です。
その昔、某企業で営業マンをしていた僕は、とある潰れかけた店の閉店処理を2件任された事があります。
ところが閉店する予定だった半年後に行われた売上キャンペーンでは全国360店舗中の第1位と第9位になってしまいました。
前年比150%超の店を潰すワケにはいかないと、経営自体を見直す事になり閉店の危機は免れました。
あの時、店なんてやった事なかったし何も知らなかった僕が一番大事にしていた事は《とにかく仕事を楽しむ》でした。
当時のスタッフの受け売りなんですけどね。
結果『楽しんでいる人達がいる場所に人が集まった』みたいな。
振り返ると、あの時毎日毎日あんなに人が集まった理由はまさにソレだったように思うんです。
アレからいろんな事があり、いろんな仕事をし、いろんな勉強をし、今は博多メモリーズでベーシストとしてお仕事やお勉強をさせてもらっているワケなんですが、将来の夢の一つに《いつかもう一度お店をやってみたい》というのがあります。
世間はかなり色を変えてしまいましたが、人の本質って変わってないと思うんです。
【楽しんでいる人がいる場所なら人は必ず集まってくるはず】
そう信じていたりします。
その昔、とある社長さんが僕にこう言いました。
『僕はライブハウスを一つの文化だと思ってます。
今の世の中、ライブハウスなんて儲かる商売ではありません。
全国的に軒並み閉店していってるのが現状です。
でも僕らの町にこんな素敵な空間があるって素晴らしい事じゃないですか。
誰もやらないなら、誰も出来ないなら、僕がやります。
僕がこの文化を守っていきます』
この言葉が僕はずっと胸に残ってまして。
そしてその社長さんのブログは《いつかもう一度、店をやりたい》という僕の心を毎日毎日熱くさせてくれます。
儲からなくていいです。
毎日毎日笑顔が溢れていればそれでいいです。
笑顔どころじゃなくて、毎日毎日死ぬほど笑える店、もう一度やってみたいですね。
いつか実現した時は皆さん大笑いしにきてください♪笑
最後に、大阪くいだおれの女将柿木道子さんは閉店時、閉店時としては異例とも言える記者会見にて笑顔でこう言いました。
『大阪名物くいだおれは日本一幸せな店でございました』
そして約59年の歴史に幕を閉じたそうです。