福満しげゆきが、週刊モーニングというマンガ雑誌で連載している「僕の小規模な生活」の中で、奥さんの出産シーンを描いています。
立ち会い出産の中、奥さんが途中気絶して、息吹き返して、気絶してのループとか陣痛の描写とか。
そして現在出産直前。

我が家もあれから一年半が経ったんだなって思い起こされました。
うちも坊ちゃんが生まれる時は凄かったです。
その時の惨状を鈴木みそ風に表現するなら。

ケダモノ
『獣を見た』

です。
陣痛始まったのは夜の八時。
生まれたのは朝の七時。

翌々日のね!

実に三十五時間。

本当辛かった泣けた泣けた全俺が泣いた。
途中義母の援軍が来てくれたもののそれまでは一人で立ち会い。
陣痛に苦しむ嫁をマッサージし、テニスボールを背中に押し当て、不気味な機械音が鳴り響く中ずうううううううううううううっと同じことの繰り返し。
テニスボールを背中というかお尻のちょい上に押し当てることで多少痛みが軽減できるようなのですが、事後テニスボールは形状変化していましたという嘘のような本当のお話。
途中仮眠一時間と、三十分程意識を失っていた時間を抜かせばずっとずっと陣痛にお付き合いしていました。
いやもうね陣痛立ち会いなんて素人のすることじゃないね。
あれは玄人、玄人じゃないとムリムリムリムリかたつむりよ。
ぐったりと精魂疲れ果てました軽く魂抜けた。

結局人工破水して、某所を切開して、吸盤で吸い出された坊ちゃん。
途中ビデオ撮影してましたがなんてかもう見てられないの。
嫁さん可哀想だし、何も手伝ってあげられないし、お医者さんは他出産とこちらの出産で行ったり来たりで大変だしでもうパニックパニックパニックパニック慌ててる。
先生そろそろ生まれそうですって助産師さんが言っているのに先生隣の部屋に呼び出され退出とか。

ちょっと待てよ!(キムタク風 Ver1.5)

なんだかんだで先生が戻ってきて何とかなったんですけどね。
そして坊ちゃんが出てきて泣き声を聞いた瞬間涙ダー。
最初に抱っこしたときの感動は忘れられません。
よく出てきてくれたね、頑張ったねって声かけて涙ダー。
分娩室から通常部屋に移った嫁さんと坊ちゃんの姿が神々しいし。
ぐったり疲れ果てた嫁は綺麗でしたよ。
夫婦が家族になった瞬間でした涙ダー。

目がクリクリで大きかったけど、髪の毛は血がまだこびり付いていて皮膚はシワシワな坊ちゃんでしたがもう可愛いの可愛くないのってどっちだよ。
僕の両親が来て爺婆として初対面したときも目頭熱くなったし、兄貴夫婦が来てくれて対面したときもやはりウルウルきてたり。
苦労した甲斐がありました本懐でした。
義母と僕は出産直後ベンチでぐったりと倒れこんでましたがなんていうか連帯感が二人の間に。
一番大変なのは嫁と坊ちゃんだったわけですが、立ち会いした僕と義母も良くやったと思います。
欲しがっていた孫を抱かせてやりたいってずっと思っていたので、両親に少しは恩返しできたかなとも思います。
とにかくこれから子供持つ人には立ち会い出産お薦め。
頭側にいたので出血もそれほど視界に入りませんでした。
苦労して辛いけど、やりきった感は物凄いですよ。

我が家の大事件からいつの間にか一年半が過ぎてしまいました。
あんなホヤホヤしていた坊ちゃんが今じゃ走り回っているものなぁ。
時間過ぎるのは本当早いです。
そんなことを思い返されました。
楽しいことばかりじゃないけど辛いこともあるけど(最初は主に睡眠時間)、今現在大幅に黒字です。
当時の写真やらビデオを見直すとまたウルウル来てしまう一歳半の思いでした涙ダー。

それにしても陣痛三十五時間て。