#みんなはダメだって言うけど自分は良かった映画『テンタクルズ』 | 戯画日誌

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キネマ旬報でやっていた連載を受け継ぎつつ、アニメーションに限らず映画全般、書きたくなったものを書いていこうと思います。

#みんなはダメだって言うけど自分は良かった映画

『テンタクルズ』

全体的には『JAWS』の亜流的動物パニック映画で、無駄にキャストが豪華だったりしているのもご愛敬。

ですが、冒頭の赤ん坊消失などハッと目を見開かせるショットが時折あったり、後半のシャチと人間の心の交流の数々にしんみりしてみたり(あのボー・ホプキンスがイケメン風の役柄!)。

またステルヴィオ・チプリアーニの夏休み風音楽が、実に美味なのです。

私だけでなく、意外と周囲も密かにファンの多い作品で、ついにはBlu-rayまで出してくれてありがとう。