■【アイドルの育て方】芸能プロダクションは大企業病になってはイカンの巻
「大企業病」という言葉がある。
企業は大きくなると官僚化し、効率化と利益追求にばかり走るが、結果として瞬発力や想像力などが失われ、ポテンシャルを大きく落とす。
そして、負のスパイラルにはまり込んで抜け出せない状態になってしまう。
いわゆる大企業病
大企業病になると、新しいことに挑戦したりすることも減り、社員たちは上に怒られない仕事をするということが目標にするかわってしまったりする。
大企業病というと、ソニーという世界的巨人企業がよく例に出る。
ソニーは「技術のソニー」と言われ、ホンダに並んで戦後の日本を代表する世界企業となった。
しかし、いつしか「大企業病」に冒され、危機的状態になる。
そこから脱却するために事業を小組織にして身軽にし、各組織毎に売上を競い合う形をとったが、これもうまくいかなかった。
その原因は大企業病に冒されたままの社員がそのまま仕事をしていたからだ。
芸能プロダクションはこういった大企業病には決して陥ってはならない。
芸能プロダクションは往々にして古くからのスタッフが自分のポジションを守ったり、過去の栄光にすがったりする傾向がある。
組織が大きくなると、各マネージメントを小事業化して競わせたりもする。
会社が大きくなると利益を追求するあまり、タレントを育てるとかタレントを売るということが目的ではなく、売上を上げることが目的となる。
そして、つまらない効率化を図ろうとする。
もちろん企業としては売上を上げることが目標なのだが、タレントが売れることで売り上げが上がるという構造を忘れてしまってはプロダクションとして未来は無い。
スタッフはタレントを売ることが目標ではなく、自分がきちんと仕事をしていることをアピールしたり、失敗をしないように仕事をしたりするようになる。
上記のような状態になると、有能なスタッフはモチベーションを無くして外部へ流出していく。
プロダクションが大企業になる場合は通常タレントに人気が出て稼いで大きくなる。
でも、上記のような状態になって有能なスタッフがいなくなると、なぜタレントが売れたのか、どうすればタレントが売れるのかというノウハウが受け継がれずに新しいスタッフに置き替わっていく。
新しいスタッフと古くからの居座りスタッフは売れたタレントの過去の栄光だけで食いつなぐ状態に陥る。
とにかく明日のスターを目指す新人を確保しなければいけないからタレントの卵たちを研修生として大量に確保する。
しかし、大量生産と効率化&お役所的思考、そして、レッスンも外注でダンスやボーカルの先生に投げっぱなしになりがち。
なので良いタレントが育たず、結果として研修生たちはデッドストックとなり、そこからスターが産まれることはかなり厳しい。
芸能プロダクションの大企業病。
ソニーと似てる危うさ
しかし、ソニーほどの世界企業ともなれば持ち直す可能性もはかれるが、世界企業規模のプロダクションなんて無い。
タレントはロボットじゃないから大量生産では産まれないし、効率化も難しい。
そもそもタレント事業って言うのは効率を求めちゃダメなんだよ
つまらないところにお金をかけたりするのはやめた方が良い、そういう効率化はあってもね。
大企業病って言うのは大きな企業じゃなくても陥る可能性はある。
大企業病から抜け出せない芸能プロダクションには未来はない。
とにかく陥らないように肝に銘じていきたい。
企業は大きくなると官僚化し、効率化と利益追求にばかり走るが、結果として瞬発力や想像力などが失われ、ポテンシャルを大きく落とす。
そして、負のスパイラルにはまり込んで抜け出せない状態になってしまう。
いわゆる大企業病
大企業病になると、新しいことに挑戦したりすることも減り、社員たちは上に怒られない仕事をするということが目標にするかわってしまったりする。
大企業病というと、ソニーという世界的巨人企業がよく例に出る。
ソニーは「技術のソニー」と言われ、ホンダに並んで戦後の日本を代表する世界企業となった。
しかし、いつしか「大企業病」に冒され、危機的状態になる。
そこから脱却するために事業を小組織にして身軽にし、各組織毎に売上を競い合う形をとったが、これもうまくいかなかった。
その原因は大企業病に冒されたままの社員がそのまま仕事をしていたからだ。
芸能プロダクションはこういった大企業病には決して陥ってはならない。
芸能プロダクションは往々にして古くからのスタッフが自分のポジションを守ったり、過去の栄光にすがったりする傾向がある。
組織が大きくなると、各マネージメントを小事業化して競わせたりもする。
会社が大きくなると利益を追求するあまり、タレントを育てるとかタレントを売るということが目的ではなく、売上を上げることが目的となる。
そして、つまらない効率化を図ろうとする。
もちろん企業としては売上を上げることが目標なのだが、タレントが売れることで売り上げが上がるという構造を忘れてしまってはプロダクションとして未来は無い。
スタッフはタレントを売ることが目標ではなく、自分がきちんと仕事をしていることをアピールしたり、失敗をしないように仕事をしたりするようになる。
上記のような状態になると、有能なスタッフはモチベーションを無くして外部へ流出していく。
プロダクションが大企業になる場合は通常タレントに人気が出て稼いで大きくなる。
でも、上記のような状態になって有能なスタッフがいなくなると、なぜタレントが売れたのか、どうすればタレントが売れるのかというノウハウが受け継がれずに新しいスタッフに置き替わっていく。
新しいスタッフと古くからの居座りスタッフは売れたタレントの過去の栄光だけで食いつなぐ状態に陥る。
とにかく明日のスターを目指す新人を確保しなければいけないからタレントの卵たちを研修生として大量に確保する。
しかし、大量生産と効率化&お役所的思考、そして、レッスンも外注でダンスやボーカルの先生に投げっぱなしになりがち。
なので良いタレントが育たず、結果として研修生たちはデッドストックとなり、そこからスターが産まれることはかなり厳しい。
芸能プロダクションの大企業病。
ソニーと似てる危うさ
しかし、ソニーほどの世界企業ともなれば持ち直す可能性もはかれるが、世界企業規模のプロダクションなんて無い。
タレントはロボットじゃないから大量生産では産まれないし、効率化も難しい。
そもそもタレント事業って言うのは効率を求めちゃダメなんだよ

つまらないところにお金をかけたりするのはやめた方が良い、そういう効率化はあってもね。
大企業病って言うのは大きな企業じゃなくても陥る可能性はある。
大企業病から抜け出せない芸能プロダクションには未来はない。
とにかく陥らないように肝に銘じていきたい。