ここのところ仕事の忙しさと暑さでバテていました💦

蒸し暑いと体力削られますね。






少しづつ読み進めていた長谷敏司さん『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』をようやく読み終えました。







伝説の舞踏家である父の存在を追って、身体表現の最前線を志向するコンテンポラリーダンサーの護堂恒明は、不慮の事故によって右足を失い、AI制御の義足を身につけることになる。絶望のなか、義足を通して自らの肉体を掘り下げる恒明は、やがて友人の谷口が主宰するダンスカンパニーに参加、人のダンスとロボットのダンスを分ける人間性の【手続き/プロトコル】を表現しようとするが、待ち受けていたのは新たな地獄だったーー。




引き込まれました。

ダンスの知識がなくても興味深く読めました。

理解しきれてない部分もありますが、長谷さんの強い思いを感じる素晴らしい小説でした。


主人公が介護に苦悩する姿が読んでいて辛かったです。

私も母が体調を崩した時に介護の入り口を覗きましたが、想像以上にしんどかったです。

息が詰まって、どうしようもなく苦しかった。

幸い、今は母が元気になったのでよかったのですが、介護の問題はいつかやってくるかもしれないんですよね。


重い雰囲気の小説ではありますが、読んでよかったなと思いました。

長谷さんの十年ぶりのSF長編。

ご本人が「長編では一番よくできているのではないかと思います」というのも頷ける作品でした。