イザベラバードさん/近藤純夫 訳
『イザベラバードのハワイ紀行』
『日本奥地紀行』で知られる女性旅行家イザベラ・バードの「旅」の原点。
火山や激流に挑む驚くべき冒険の数々、先住民との交流や原生自然の貴重な記録が、一八七三年のハワイ王国にタイムスリップさせてくれる。
だいぶ時間がかかってしまいましたが、ようやく読み終わりました。
とても面白かったです(*'▽'*)
バードさん曰く時代遅れの蒸気船、ネヴァダ号に乗っているところから始まります。
ここは漫画「ふしぎの国のバード」でも出てくるので、少し知っていました。
ハリケーンのせいで海が荒れていた上に、そのあとはすごく暑かったようです。
運動する方が暑さしのぎになるのではないかと考えて、皆で甲板で輪投げ大会をしたらしいです。
そして、バードさんはその後3日間足元はおぼつかず、食事も喉を通らなかったそうです。
完全に熱中症でしょ!と読んでいて笑ってしまいました( *´艸`)
船の中やハワイでは度々ゴキブリに苦しめられていました。
船の客室係に寝台にいるゴキブリのことを訴えたら、害はないから大丈夫と言われて寝むれずにゴキブリを監視するバードさん。
「この恐るべき害虫の動向を監視し続けることこそが、大事な使命であるように思えてならなかった」
そりゃあ、自分の寝るところにゴキブリがウロウロしていたら寝れないですよね!
周りがハワイ語で会話していて輪に入れず、1人でいるときよりも孤独を感じている場面もありました。
「こうしてあなた(妹)に手紙を書いて自分を慰めるしかない。」
分かる!1人でいる時より、何人かでいる時に輪に入れない時の方がよっぽど孤独を感じますよね(・・;)
他にも私的に面白かった場面(厳しく規制されているアルコールをお菓子作りに使ったり……)がたくさんあるので紹介したいのですが、切りがないのでこのくらいにしたいと思います。
色々と大変なことはあったようですが、バードさんがハワイをすごい気に入っていたのは伝わってきました。
気候が良くて自然が豊かなハワイは過ごしやすかったようです。そして、現地の住民の明るく楽しい性格もバードさんの気分を明るくしてくれたんだと思います。
火山をみたり、増水した川を命懸けで渡ったり、病弱な幼少期を過ごしたとは思えないほど、ハワイを探検して楽しんでいました。
このハワイの後はロッキー山脈に向かったみたいなので、今度「ロッキー山脈踏破行」も読んでみたいです。
