飛鳥井千砂さんの
『はるがいったら』
を紹介します。



読書家もやしのブログ-ファイル0019.jpg



両親が離婚し、離れて暮らす姉弟。完璧主義の姉・園は、仕事もプライベートも自己管理を徹底しているが、婚約者のいる幼なじみと不毛な恋愛を続けている。体が弱く冷めた性格の弟・行は、寝たきりの愛犬・ハルの介護をしながら高校に通い、進路に悩む。行が入院し、ハルの介護を交代した園。そんな二人に転機が訪れ―。瑞々しい感性が絶賛された、第18回小説すばる新人賞受賞作。





初めて読む作家さんです(^^)



凄く読みやすかったので少し驚いてしまったのですが、これがデビュー作なんですよね。





すべてにおいて妥協を許さない完璧主義の姉・園(ソノ)、

病弱で何事も「大したことない」と考える癖がある弟・行(ユキ)。


物語はこのふたりの視点が交互になって進んでいきます。



姉からみた弟、弟からみた姉、それが面白かったです(^^)



自分で思っている自身の姿と、他人から見た自身の姿って
意外と違っていたりしますよね(笑)




あまり大きな展開はなくて、
爽やかな文章なので、全体的にほんわかとした雰囲気でした。



もう少し印象に残るような展開があっても良かったかなと思います。





ふたりの悩みとかがとてもリアルで、自分もこういうところあるなあと共感しながら読みました。



どちらかと言えば、
私は弟の行に近い気がします
(笑)



長所の逆は短所か、と考えさせられました(^_^;)





犬の介助仕方が詳しく書かれていたので、飛鳥井さんはきっと犬を飼っていたことがあるんでしょうねo(^-^)o



タイトルにハルときているのでもう少し犬の話があった方が良かったのかなと思います。





共感しやすく、とても読みやすい作品でした。
良かったら読んでみてください(*^^*)