小野不由美さんの
『風の海 迷宮の岸 十二国記』を紹介します。



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天啓にしたがい王を選び仕える神獣・麒麟。蓬莱国で人間として育った幼い麒麟・泰麒には王を選ぶ自信も本性を顕わす転変の術もなく、葛藤の日々を過ごしていた。やがて十二国の中央、蓬山をのぼる人々の中から戴国の王を選ばなくてはならない日が近づいてきたが―。壮大なる構想で描くファンタジー巨編。





十二国記シリーズの第二弾になります。



第一弾の「月の影 影の海」は
陽子が主人公でしたが、
今作は幼い麒麟・泰麒が主人公の話です。



第一弾よりも少し時間を遡った内容になっています。



陽子も泰麒も蝕によって誤って日本に流れ、人のお腹に宿った胎果です。



胎果である泰麒は、
麒麟の姿になるのも、
自身の指令(妖魔)を持つのも
方法が分からない状態。



そんな泰麒のために景麒(慶国の麒麟)が登場します。



第一弾で陽子の麒麟として登場した景麒ですが、その時とは違った一面を見ることができてとても面白かったです。



無愛想な感じは相変わらずでしたが、泰麒に懸命に優しくしている姿は意外でした(笑)





日本にいた頃も、こちらに戻ってきても誰も喜ばせてあげられないことが悲しくて自分を責めている泰麒。



10歳でまだ幼さが残っている泰麒の姿が可愛らしいです。なんだか守りたくなるような感じ。



シリーズ第五弾の「図南の翼」まですでに読んでいますが、
今作が一番心が温かくなる内容な気がします(^^)



十二国記はどの巻から読んでも比較的大丈夫な作りになっているので、気になった巻から読んでみるのもいいかもしれません(*^^*)




十二国記のエピソード0にあたる
『魔性の子』という作品がありますが、今作はその作品と話が繋がってます。





ファンタジー好きの方に特にオススメのシリーズです。
ぜひ、読んでみて下さい♪