拾壱月弐拾伍日
今日は太陽の日です
今日で最後です
一方的な私の気持ちを
あなたはどう捉えていたのか分かりません
私は自分が傷つきたくなくて
ずっと屋敷にいる人物に
全てを背負わせていました
自分の存在意義を
押しつけて
屋敷にいる人物に若い女性がいました
あなたと同じで
部屋から一歩も出ずに
いつも刃物を握って
自分の手首を切るんです
全てを悟ったかのように
その女性は毎日が生き地獄のようだと
私はいつも
傷つかない
私はなんのために
存在するのだろう
皆が傷ついていくのを
ただ見ているだけの傍観者?
あなたは誰なの?
この屋敷の執事なの?
分からないけど
もうオシマイです
今日は太陽の日です
外を見ましたか?
今日は太陽の日です
今日は最後の日なんです
窓を見ることのない
顔も知らないあなたへ
さようなら
私はもうここにいません