『「7月10日」に加藤悠に会える』。
『加藤悠に会える』ということだけでも、十二分に嬉しいのに、また会える日が「7月10日」ということで私は心が躍った。

「7月10日」は私にとって、特別でとても大事な日にあたる。

なぜなら、私が初めて、加藤悠に出会った日だからである。

あの日、もし、加藤悠に出会っていなければ、私の人生は変わっていなかっただろう。

2011年に加藤悠に出会ってちょうど丸5年の節目に当たる『2016年7月10日』。この日に加藤悠に再会できることはたとえ、偶然とは言えども、私には最高に嬉しいことであった。

『加藤悠に会える』。大きな楽しみがあるから行くのも嫌な仕事も頑張ることができた。職場の人から疎外されようが、辛辣な言葉を浴びせられようが、耐えることもできた。

『2016年7月10日』。
いよいよその日を迎えた。今回、会えるのはプロレスラー加藤悠ではなく、サンプリングガールズのメンバーとしてのアイドル加藤悠。
アイドルをしている加藤悠に会うのも2015年8月以来、11ヶ月ぶりになる。

場所は渋谷の『DESEO mini』。
プロレス会場とはキャパシティの違うライブ会場。
プロレスファンとはまた違ったアイドルファンの雰囲気。

いつもと少し違った空気の中、私はサンプリングガールズの出番というか久しぶりに会う加藤悠を今か今かと待った。

何組かのアイドルのステージが終わり、いよいよサンプリングガールズの出番。
私だけでなく、『加藤悠に久しぶりに会える』。そんな思いを持って、ライブ会場に来ていた多くの加藤悠ファンにとっても待望の瞬間であった。

サンプリングガールズがステージに登場。

私は完全に加藤悠に釘付けであった。
プロレス活動を休業して、「今度いつ会えるのか」。わからなかった分、こんなにも早く会えたことに喜びを噛みしめていた。嬉しくて、涙が出そうにもなった。
約一ヶ月、会えなかったが、加藤悠は加藤悠のままであった。
「天真爛漫」・「天使のような笑顔」・「観客を引き寄せるオーラ」。
プロレスラーであろうが、アイドルであろうが、一般人であろうが、加藤悠の魅力は決して錆びることはなかった。

持ち歌二曲を披露し、サンプリングガールズのステージは終わった。
ほんの数十分であったが、『夢のような幸せな時間』だった。

その余韻を残したまま、物販で加藤悠と話をした。
プロレス活動を休業した日は泣いてばかりで何も話せずに終わったが、この日は違った。嬉しくて、嬉しすぎて、時間を忘れるぐらいたくさん話をした。

そこで、私は加藤悠から何やら新しいことを始めることを聞いた。

『プロレスラーとは違う加藤悠に会える』。

私の加藤悠熱が再燃することになるのであった。


to be continued…