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まるで投げるように ごみを捨てている人がいた。 |
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いや投げてた
ゴミ箱にではあるけれど。
一方で
まるでそっと置くように
捨てるひともいる。 |
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ごみの手放し方ひとつにも |
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不思議に個性は宿るもの。
正しい棄てかた
なんて図解はないけれど
み知らぬあなたの
その無意識を
み知らないぼくの
目が耳が心が
見つめてた。
無意識のふるまいを
無意識にとらえる重み。
品格は無意識に宿り
無意識がそれを感じ取る。
人となる。
人となれ。
人となり。
三段活用のごとし。
自分目線。が電子書籍になりました。
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