誰かがいらないって
ここに丸めて棄ててった。
屑みたいに扱って
屑にして。
掃き捨てられた想い。
投げ付けてくコトバ。
立ちつくす。
足元にのこされた
そのくずのクシャクシャを
そっと拾って
やさしく拡げ
じっと見つめてる。
見て見れば見るほどに |
そこにはくずではない
かけらの星がある。。 |
胸に抱いてもってかえって
みかえしてはなぞらえる。
そうして人の手の中で
いつしか星は輝いて
その体躯の内で
その人のイチブになる。
いつかその星を
目の当たりにしたとき。。
かつてそれを棄てた人さえも
”しあわせ”を推し量る目の
うろこがとろけて落ちるだろう。
誰かにとっての
いつかのくずは。。
手にする人によっては
星になる。
自分目線。が電子書籍になりました。