心のどこかで「ももちゃんが同じ時代にいるから、私もがんばれる」と思っていたけれど、これからはまた違う気持ちでやっていかなくては

今日ばあちゃんが死にました。
そういえば最近さくらももこさんが亡くなられた時の吉本ばななさんのブログが素晴らしかったんだ、と思い出し、読みました。
……涙が溢れてきました。今まではばあちゃんがいるから生きていられるというのがあった。私はばあちゃんのいない世界なんて知らない。ばあちゃんのいない世界って殺伐としているのだろうか?
でも、ボケたばあちゃんの介護してた時、ワガママになったばあちゃんに手が出てしまって、ばあちゃんのことなんて放ったらかしの母に「酷い子だ!」と罵倒されて、凄く悲しかったけど、今から思うと、あの時ばあちゃんとずっと一緒にいてお互い言いたいこと言って怒ったり泣いたりしてて良かったと思うよ。
平成も今年で終わり、日本もこれからどうなるのかわからず、でも、どんどん良くなっていくようには絶対思えない時に、私もこれからどうなっていくのか全くわからないけれども、でも、ところどころ雪の積もっていた寒い日にばあちゃんと一緒にカフェまで散歩して、私の肩の位置に帽子を被った頭がきていたばあちゃんの隣で「今日のこの時間この瞬間のことを、私は一生忘れない」と思ったら涙が溢れてきたことを、私は一生忘れない。