ストーン・ポニーズ
1967年のセカンド・アルバムです。
アコースティックなサウンドは前作と同様ですが、
様々な楽器の響きが取り入れられた音づくりとなり、
格段に洗練されたサウンドになっていると思います。
チェロやバイオリンなど、弦の響きは、
ゆったりとした音の広がりと深みを、
シタールの響きは、
エキゾチックで、どこか切ない雰囲気を、
ハープシコードの響きは、
楽曲にキラキラした輝きを、
プラスしていると思います。
繊細に奏でられるアコースティック・ギターが美しい、
しっとりと趣のあるフォーク・ロックの楽曲から、
ストリングスやハープシコードが効果的に使われた、
ポップで明るいソフト・ロック風の楽曲まで、
幅広いサウンドを聴かせてくれる作品だと思います。
ストーン・ポニーズの作品の中では、一番私好みの作品です。