
1984年の映画『Country』の
オリジナル・サウンド・トラックです。
邦題『アイオワの大地に』
ジョージ・ウィンストンのピアノは、
まるで、真っ白い大きなキャンバスに、
やさしく丁寧に色づけされていくように、
繊細かつ美しいメロディが奏でられています。
やはり彼のピアノには、
独自の『音の余白』みたいな空気感があり、
そこが何ともいえない魅力になっていると思います。
ジョージ・ウィンストンのピアノの響きを中心としながらも、
バイオリンやギター、フリューゲル・ホーンなどの
演奏と絡み合うサウンドは、
彼のソロ・ピアノ・アルバムとはまた違った魅力を
感じることができると思います。
ウィンダム・ヒル・レーベルらしい
透明感の高いサウンドが、
暑いこの季節にひとときの清涼感と癒しを
運んでくれる1枚だと思います。
今やニューエイジの代名詞にまでなったウィンダム・ヒルも
昔から私のお気に入りなレーベル。
ジョージ・ウィンストンのピアノはもちろん、
主宰ウィリアム・アッカーマン、
マイケル・ヘッジスあたりの
アコースティック・ギターの音色も私好みです。