
ピーター・ダルトレイ
1996年のアルバムです。
『English Roses』以上の
楽曲の仕上がりかと思います。
歌声、演奏共に、やさしくまったり
とした雰囲気を漂わせています。
フォークっぽくもあり、
プログレっぽくもある。
なんとなくサイケデリックな空気も感じます。
じわーっと広がるキーボードのやわらかな音色が、
叙情的かつ幻想的な音の世界を作り上げていると思います。
楽曲自体は、
グッとひきつけるような
力強いサウンドでもないのですが、
気がつくと、
彼の音の世界へ引き込まれています。
なかなか良いアルバムだと思います。