
ホワイト・ライオン
1985年のファースト・アルバムです。
マイク・トランプの哀愁を帯びたハスキーな歌声、ヴィト・ブラッタのテクニカルなギターを
中心とした、ハード・ロック・バンドです。
基本的には、キャッチーかつメロディアスですが、彼ら独自の陰影のあるサウンドだと思います。
レコーディングのせいか、
今聴くとさすがにギターのサウンドなどを始め、
いたるところに古さを感じますが、
楽曲自体は、私好みです。
昔のディスクだからなのか、何しろ音が薄く感じます。
ヴィト・ブラッタのギターも、この後のセカンドでの素晴らしいプレイからすると、
ファーストは、あと一歩というところかと思います。
ラストの『The Road To Valhalla』は、
セカンドの『When The Children Cry』と並ぶ、バラードの名曲かと思います。