
ハース・マルティネス
2000年のアルバムです。
1999年4月21、22日のオン・エア・イーストでの来日公演が収められた作品です。
基本は、ヴォーカル、アコースティック・ギターのみのシンプルな弾き語りスタイルの演奏。
アコースティック・ギターの響きは、ナイロン弦らしいソフトな音色。
リズム感溢れるカッティングは、時には力強く、時にはソフトに小気味よいサウンドを奏でる。
アコースティック・ギターのみとはいえ、表情豊かな演奏を見せてくれます。
やさしくまったりとした雰囲気に包まれ、あったかい気持ちになれる作品だと思います。
とりわけ、ジョン・サイモンのピアノとの息のぴったりあった演奏は、とても心地良い。
生き生きとした音の塊が、ダイレクトに心に響くような、素晴らしい演奏だと思います。
#13,#14,#15,#16で、ピアノにジョン・サイモン
#15,#16で、ギターにジョン・ホールが参加。
また、17曲目と18曲目は、カリフォルニアのスタジオでレコーディングされた新曲となっています。
いよいよ来日公演が近づいてまいりました。
楽しみです。
