
バート・ヤンシュ
1975年の9作目のアルバムです。
こちらも前作に引き続き、
アメリカのカリフォルニアで録音された作品。
アメリカの空気がそうさせるのでしょうか、
前作以上にリラックスした演奏となっていて、
アルバム全体に穏やかな空気が流れています。
彼の奏でるギターはゆったりとしたメロディ、
のびのびとした響きを聴かせてくれます。
繊細なギタープレイを、
じっくり聴かせるようなサウンドとは違った音づくりかと思います。
彼の歌声やギターの響きが主張することなく、
バックの演奏に溶けこむようなサウンドになっていると思います。
スチールドラムの響きが入った、
南国リゾート風な楽曲(笑)、
小気味よいリズムにサックスが絡み合う、
パブロック風な楽曲など、
今までの彼のイメージとは違ったサウンドを
聴くことができる作品だと思います。
いずれの楽曲も穏やかでゆったりした雰囲気で、
味わい深い作品になっていると思います。
M6.『You Are My Sunshine』なんかもやっています。
David Hungate のクレジットも!
