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私は特に食にこだわりはないし、お友達の方がこだわりが強くて、いつも合わせるのだけど。
その日はなぜか、一度行ったきりのネパールカレーのお店がふと浮かぶ。
このお店はどう?と言ってみたら、パスタが食べたいと却下。
そのやり取りの間にも、だんだんとカレー屋さんの店内の席に座っている視点で見えてくる・・
ちょっとモヤって、どうしようと返事を返せずにいたら、妥協案で、カレーが食べたいならせめて日本のカレーが良いという連絡が来て。
その瞬間に、「あ~、私の意見は聞いてもらえないんだなぁ」と悲しく思った。
それを一旦おいといて、考えてみた。
そこのお店のカレーが食べたいわけではない、
ただそこに行く必要がありそう、という何となくの勘だけ。
じゃあ、私はどうしたいのか?
一瞬、約束を断ろうかと思ったのだけど、
約束したし・・・
別にカレーが食べたい訳でもないし、行ってどうするの?
早く返事もしないとな〜
と思考がしゃべり出す。
ということで結局、行く必要がありそうってだけだから、また別日にでも行く、と決めて、パスタを食べに行って。
美味しく食べて、楽しく過ごしてきたのだけど。
自分で決めたことだから、普段は引きずらないしそこで終わりなのだけど。
帰ってきて、急にモヤッとが甦る。
なんだろうな〜と感じてみたら、悲しみ。
私の意見は聞いてもらえない、という悲しさ。
まだいた
それってさ、相手を責める言葉ではなくて、自分が自分に言ってる言葉。
あ〜ホントだ、私が自分の意見を一番聞いてない。
ま、相手を好きだからしちゃうことだし、そのことを気付かせるために相手が見せてくれている現実。
今回はどこを優先するか分かってたよね?と、自分に言われる。
今回は、自分で決めたようでいて、自分をごまかしに入ったよね?
・・・その通りです
じゃあ、次はどうしようか?
と自己対話して。
いつもはこうやって、自分の中で自己完結して終わる。
だけど、タイムリーに、今日参加するオンライン上映会の参加者へ向けて
苦手なことへのチャレンジ+これは自分のために伝えた方がいいと感じて、
時間は経ったけど、昨日思い切ってお友達にもちゃんと伝えたよ。
今まで散々繰り返してきたことを、もうやりたくないんだよね。
人に伝えること、あまりしてこなかったな。
こんな小さなことでも、伝えるのって怖いけど。
もしまた同じようなことがあった時、私は自分の気持ちを大事にして、約束を断ることもあるよ、ということを伝えたら。
そのお友達は、むしろ言ってくれて嬉しい、ガマンされる方がイヤだ、と言ってくれて。
ありがたいな〜
お友達は、今悲しかった、ということを素直に伝えられる人で、そんなところが本当にすごいと思っていて。
ここに至るまで、お互いに色々チャレンジしてはやらかして、今の関係を築けたけど。
まだまだ遠慮してることがたくさんある。
それを気付かせてくれる人たちが周りにはいっぱいいて。
本当に皆には感謝しています
こういう時、被害者になったり、相手を嫌いになったりしてこじらせてしまう前に、
自分が本当はどう思ったのか
相手に何を言いたかったのか(=本当は自分に言ってる)
向き合ってみるのも良いんじゃない?という、私がやらかしたことからのお話でした。
ポイントは、どんな自分が出てきても責めないこと
あくまでも自分の本音を分かってあげる練習。
もっともっと自分を大事にしてあげられるね