お世話になっております。
ハレ社長です。
①の続きです。
《仲介》という売却方法を選んだ場合、
住みながら売却するか否かという
選択肢が発生いたしますが、
住みながら売却するという方法には
メリットがたくさんあります。
まずは、自身が住んでいて『いいな』と
思える魅力や物件の良いところなどを
直接内見希望者の方にお話しできる
ことや、実際に家具が置いてあることで
購入後住んでいるイメージをしやすいこと、
日常的に家の管理ができる為、
売却が決まってから細部を綺麗に
保っておけること等が挙げられます。
資金面についても、
基本的に住みながら売却する場合は
売却購入同時での取引や、
引渡し猶予期間などを設けることで、
新居へ現在の住宅ローンを持ち越さないので、
月々の支払いが新居の支払い分と旧宅にて
重複することがありません。
また、住みながらの売却であれば、
現在のお住まいから新居へ直接
お引越しの前提で進めていく事に
なりますので、仮住まいの費用や
仮住まいへのお引越し費用がかかりません。
このように、住みながらの売却では、
様々なメリットが挙げられます。
一方、デメリットの部分としては、
休日等に内見の調整(立ち合い)を
行わなければならないことや、
それに際してお部屋の片づけや
掃除を行わなければならない、
生活感がありすぎるとイメージが良くない、
居住者が立ち会う場合は
内見希望者が気を使ってしまう、等
お気持ち的な部分が多く挙げられます。
私としては売却に際して、
少しでも高く売れることに
勝ることはないと思っておりますので、
住みながらの売却は
圧倒的にメリットの方が多く享受できると
考えています。
いろいろと私見交じりでお話ししましたが、
一概にそれが正解というわけではなく、
全ての事柄が“物件”と”お客様の状況”
によって大きく変動してまいります。
しかし、私が一番伝えたいことは、
①で出てきたような、お客様の弱みにつけて
不安をあおる業者が稀にいますが、
『住みながら売却する』ということ自体は、
そこまでハードルが高いものではなく、
皆さまが思うほど難しいお話ではありません。
不動産は皆さまの大切な資産です。
せっかく苦労して手に入れた不動産を
1万円でも高く売ることがきっと、
当時頑張ってその不動産を買った
自分へ報いることとなり、そして将来の
皆さまの役に立つと信じています。
そんな中でも、大きな金額の動く
不動産の売却方法につきましては
そのお客様お客様によって、
進め方に合う合わないがございますので、
まずは身近にいる信用できる担当さんと
しっかりとご相談していただき、
本当に自分のやりたい売却方法、
または自分が幸せになれる進め方で
不動産取引をしていただければと思います。
次の記事では、不動産を売却するにあたり、
売却査定を行う必要がありますが、
自衛の意味もかねて、これについて
少し詳しくお話しできればと思います。
今日も一日頑張ります。
ここまでご一読いただき、ありがとうございました。
皆さまもぜひ良い一日にしてください。
ハレ社長