社長一年生 -22ページ目

社長一年生 第九十話


風邪を引いてしまった…


明日取引先と飲みに行かないといけないのに


すき焼き行ってキャバクラ行ってストリップか…


是非、健康体で行きたいものだ


先日、某有名ホテルにて取引先と会う機会があった


ホテルのバスターミナルではサラリーマン風の人達が設置している灰皿に群がっている


なんか格好良く見えて自分も真似てみた


ホテル内に入ると喫茶店○○ではなく、ラウンジ○○と表記された喫茶店があった


中を覗くと、小綺麗な7~80代の老人二人がパンフレット片手に打ち合わせしている

金持ってんだろうな…と思いつつもロビー中央へ


奴さんと落ち合い、とりあえず前にあるオープンカフェのような店に入った

続いてその会社の代表が遅れて店に入ってきた


同じ代表でも俺とはオーラが違う…


小一時間談笑し会計。


アイスコーヒー三杯で2100円。つまり一杯700円


俺が毎日行ってる喫茶店ならドリンク付きのランチで650円だぞ


あのラウンジだったらアイスコーヒー一杯いくらなんだ?

後日あのホテルの近くに行く事があったら一度寄ってみよう

社長一年生 第八十九話


徹夜した体は少し痺れる感覚がある


ああ睡魔よ、このまま深く落としておくれ


許されるのならば全てを投げ出し原始の世界に還らせておくれ


朝目覚めると知らない異国の街にスリップしていたとすればどんなに素敵な事なのだろう


ビジネスは喜びと悲しみの二つの感動を俺に与えてくれる


ただし、決して安らぎは与えてはくれない



この世にできない事は存在しない
それをできないと決めつける人間が存在するだけで


逃飛行か…悪くない


俺がいなくても会社はきっと回るだろう




…やっぱりそんな事できやしない。

社長一年生 第八十八話


俺は妄想癖がある


もし明日から仕事しないでいいし自分の好きな事してもいいってなったら何をするだろう


アメリカに行ってみたい


俺は海外に行った事がないからすごく憧れる


特にアメリカだ


アメリカの大学に通いたい

最近、大学出の人間と明らかに違いを感じる


何か根底にある能力に差を感じてしまう


発想なら誰もが良いものを持っているんだけど、技術やビジョンなど有名大卒の奴らに遠く及ばない


高校さえも卒業していない俺だから大学という得体の知れないものに憧れてしまうのだ


時間が許すのなら、一度経験してみたい


大学というものを