社長一年生 第百四話 | 社長一年生

社長一年生 第百四話


今月の売り上げは過去最高を大幅に上回りそうだ


全然と言っていいほど満足していませんし
むしろストレスは溜まっていく


余りにも各々の売り上げに差が出すぎて焦りすら感じている


最近、気性の荒さが戻ってきた


以前のように簡単に首を縦に振る事はないし、今は決断力があると思う


売り上げが良好だと自ずと人間を増やす方向へ向く


友達を入れたいと言うスタッフが出てきた


俺は乗り気ではない


仲良しクラブでも作りたいのか?


彼は今の職場より間違いなく楽だろうし、給料も高い
それに友達と仕事をやればきっと楽しいに違いない


そんな事をもし考えているのならまず失敗するだろう
友達と仕事をするのは相当覚悟がいる


仕事を本気でするのであれば友達の関係はいずれなくなってしまうだろう


逆に友達感覚のまま仕事をしたのなら悪循環の連続になる


でも、俺は承諾する

懸命な判断ではないにせよ自ら提案した事だ

提案者に責任感が生まれるのは必然


それを承諾した俺が責任を持つのも必然だが…


代表には全てを決定する権利があり、

全てに置いて責任を背負うのは代表の義務である