阿含宗 開祖・桐山靖雄大僧正とは
●僧位・法号
1983年チベット仏教界から、外国人初となる高い僧位法号として知られる「一切萬霊守護金剛」を授かる。
1988年チベット仏教界より僧位の師の位「阿闍梨位」を授受。
1992年スリランカ仏教界から名誉大僧正の僧位・法号である「輝く平和の大王」を授受。
1993年チベット仏教最高僧位「金剛大阿闍梨耶」と法号「智勝光明大覚者」を授受。
1994年ミャンマー仏教界から僧位「非常に高潔で、平和を招来する尊い僧」法号「釈迦の真の教えを保護し、伝道してこられた大尊者」
1999年チベット仏教界から当代最高の人物に贈られる名誉称号「パンティッタ」を授かる。また、チベット仏教ニンマ派総本山ミンドリン寺で称号認証式拳行する。
2010年ブータン仏教界から法号「智勝語自在勝法幢」の授受。
●教職・学位
1991年チベット仏教ニンマ派仏教大学名誉学長に就任する。
1995年アメリカ・サンフランシスコ大学理事に就任する(※現在は、終身名誉理事)
1996年モンゴル国立大学より名誉哲学博士学位を授受。
1997年中国・国立中山大学名誉教授の授受。
1998年中国国立仏学院(仏教大学)名誉教授の授受。
1999年モンゴル国立大学より学術名誉教授の授受。中国・国立北京大学からも名誉教授の授受。
2001年タイ王国・国立タマサート大学より名誉博士号の授受。
2002年ロンドン大学SOAS名誉フェローを授受。
2005年モンゴル科学アカデミーから名誉哲学博士の学位を授受。
2012年北京外国語大学名誉教授を授受。
●受賞
1989年ダッチ・トリート・クラブ会員就任。
1990年国際警察長協会IACPから特別功労賞受賞。国連・国際麻薬取締官協会INEOAから平和賞受賞。
1991年パリ市文化功労賞(金メダル)受賞。イタリア共和国功労大公勲章受章。
1997年スリランカ首相賞・功労大賞受章。
1998年サンフランシスコ大学から「USF学長特別メダル」受賞。北京大学より北京大学教育貢献賞受賞。
2001年モンゴル国最高国家勲章「友好大勲章」受賞。「平和の銀賞」受賞。
2002年日本棋院名誉9段授受。中国囲棋協会名誉副主席授受。
2005年モンゴル自由勲章授章。ロンドン大学SOASが貢献を顕彰。モンゴル政府勲功表彰状授受。京都市より特別感謝状授受。
2006年中国貴州省凱里市の名誉市民。
2007年「中山大学国際教育傑出貢献賞」を拝受。トルコ共和国大統領府「マルマラ基金」名誉勲章受章
2016年サンパウロ平和名誉賞受賞。
阿含宗の修行
阿含宗の信徒と呼ばれる人々は、因縁解脱(つまり成仏)のために修行を行います。
そのことを仏舎利宝珠尊解脱宝生行と呼ぶらしいのですが、これは成仏法である七科三十七道品の入り口とされています。
さらにこの修行は以下の三つから成り立っています。
1.仏舎利供養
2.先祖供養
3.心解脱行
簡単に説明すると1の仏舎利供養は仏舎利を供養し、わが身の悪因縁を成仏させ福運を身に付ける、そして成仏法を成就するという三つのご加護を祈るのだそう。さらにこの仏舎利供養は礼拝供養と奉仕供養の二つより成り立っているものです。
2の先祖供養は、不幸な運命によって悲惨な人生を送った先祖の怨念が、子孫の運命に悪い影響をあたえるため、それを仏陀の成仏法によって消滅させるというようなことです。
3の心解脱行は戒行とも呼び、自分自身を戒め、規制する行いのことであり、人間誰しも性格に欠点があるわけですがこれを心の因縁と呼び、「我が強い」という言葉の「我」というのも心の因縁。性格を改める程度では、断ち切ることはできなりもので、一心に仏舎利尊さまをご供養し福徳をもらい、先祖供養をしてご加護を願うことにより、はじめて、戒行が行えるようになるのだと言います。
阿含宗の拠点
日本全国に拠点をもつ阿含宗。どこにいくつあるのか、簡単にではありますが、まとめてみました。
日本だけにとどまらず、海外にも台湾に3つ、ブラジル、ロンドン、トロントと広まっています。
●北海道本部管轄 6つ
●東北本部管轄 8つ
●関東別院管轄 18つ
●関西総本部管轄 24つ
●東海本部管轄 6つ
●北陸本部管轄 4つ
●九州本部管轄 9つ
阿含宗出版の本も多数
阿含宗では開祖である桐山靖雄氏による書籍やDVDなどがこれまで数多く出版されています。ジャンルも様々あり、
教義、占星術、先祖供養、瞑想、能力開発、十分間の法話集、珠玉の名言集、などなど。
気になる方は手に取ってみては?
・新装版 輪廻する葦
著者・桐山靖雄
2017年10月1日新装版発行(1982年11月20日発行)
定価1,800円(税別)/平河出版社
読まれた方の感想
【引用1】
・実践 輪廻転生瞑想法〈3〉あなたも仏陀になれる水晶龍神瞑想法
著者・桐山靖雄
2017年2月1日
定価2,800円(税別)/平河出版社
読まれた方の感想
【引用2】
・阿含密教いま
著者・桐山靖雄
1992年3月30日新装版発行(1978年12月20日発行)
定価1,800円(税別)/平河出版社
読まれた方の感想
【引用3】
まとめ 阿含宗とは
”真正仏舎利を本尊とし、釈尊直説の成仏法を修行する”
ブッダの法は人間誰しもが持つ因縁を断ち切って自由にしてくれる。
同時に、最高の運命を創る究極の力をもたらしてくれる、その極限の状態のことを”完全なる因縁解脱を成就する=ブッダになる”ことだと言うのです。
ブッダが直接説いた唯一の経典が阿含経と言います。
その阿含経を依経にするのが阿含宗で仏教のいち宗派なのです。さらに、日本でお釈迦様の教えが説かれている経典のすべてが大乗経典なのですが、大乗経典はブッダが亡くなってから数百年後に徐々に創作されたもので、ブッダ直接の教えは唯一阿含経だけであることが分かっています。