8月22~24で札幌・旭川、25~27で能登半島に行きました。現地の人たちと一緒に演奏することが主目的の「演奏旅行」で、その詳細報告は別の機会に譲るとして、とてもよく訊かれる質問・・・「旅行中、お父さんと息子って、どんな会話をするの?」・・・現地ではたくさんの人に会いますが、移動中は親子水入らずになる時間帯が多く生じるのは確かです。今日はこれにお答えしましょう。

 【回答】必要な事について会話する(笑)

な~んだそりゃ、熟年夫婦と同じじゃねぇか!ん~、まあそうなんだよな。子供が幼稚園とか小学校低学年くらいだと、いろんな物珍しさで、子供の方から「お父さん、あれなあに?」みたいな感じで話が弾むんだろうけど、うちはもうすぐ20才ですからね~。それでは、8月22日、羽田近くの「サン・パーキング」から、旭川空港到着までの親子会話を密着レポしてみよう。

サンパーキングに到着!
父「おい、着いたぞ、起きろ!」
子「ん?あれ、ここどこ?」
父「北海道に着いたぞ」
子「あ~、それは無い」

送迎バスに乗車
子「空港まで送ってもらうの?」
父「いや、これで青森まで走ってフェリーに乗る」
子「明日になってまうわ!」

羽田空港に到着、時刻は8時半。
子「腹減った。保安検査通った先でも朝飯何か食べられるかな・・・」
父「ひよこのお菓子は必ず売ってる」
子「んんん、ひよこじゃ腹の足しにならないっしょ」
父「12個入りとかあるぞ」
子「もうええわ」

新千歳空港に到着、預けた荷物を取りに・・・
父「今日は混んでるから、係員がコールして受け取る方式だな」
子「番号で呼ばれるの?」
父「いや、ひさかたの~とか読まれたら、自分のだとわかった瞬間にハイって言って取る」
子「もうええわ」
父「上の句で反応できないと、他のお客さんに持っていかれちゃう」
子「はいはいはい」

時刻は12時。
父「レンタカー借りる前に昼飯にしちゃおう」
子「白い恋人を売ってるよとか言うでしょ?」
父「おお、よくわかったな。30枚入りを買って半分こにしよう」
子「はいはいはい」

え~、基本的に会話ネタの絶対量が不足しているため、このような必要最低限の事務連絡に終始してしまいます。質問してくださった皆さん、拍子抜けしたこととお察し申し上げます。旅行記をお楽しみに!