患者にたいするときは、どこかで患者の「深いところでのまともさ」を感じる気持ちが治療的である。信じられなければ「念じる」だけでよい。それは治療者の表情にあらわれ、患者にもよい影響を与え、治療者も楽になる。(中井久夫)