7月20日(2024)。
本年産子メダカを大きい水槽に移しました。
全部ではなく、主に6月上旬に採卵して100均水槽で育ててた個体群です。
この時期に採卵した卵は数も少なく低水温で孵化率も悪いですが、成長期が盛夏になり、大きな体で秋を迎えることができて、丈夫なんです。
今年育った「春子」は12匹でした。
「推し」です。
次いで、これまで採卵した卵は約1,300個です。
うちこれまで孵化してるのは約200個です。
仮に生存率50%としても越冬までに100匹残ることになり、もう十分な数かな、と思います。
そろそろ採卵をやめましょう。
難しいのは、温度が下り坂になる8月以降に大量死が始まることです。
それがどのぐらいなのか?
ちなみに去年まで住んでいた金沢市では成績があまりよくなく、転勤してた2年間に毎年数が減っちゃってました。
それ、どうにか戻したいな、なんて思っています。
もうチョイ安全側に考えると、8月いっぱい目安に採卵して、できるだけ(水槽も追加購入して)育て続け、越冬前、或いは来季の採卵前に飼い切れない分・繁殖効率(※)が落ちる分を間引くのが最善かもしれませんが…人間の家族計画とかけ離れた考え方なので、ペットだと思うとかわいそうに感じます。
この辺は、考えちゃいます。
卵はどんどん産卵された瞬間受精する中、どこで間引くのが生命倫理的(?)に良い(?)のか?
受精卵? 稚魚? 幼魚? 過密で繁殖効率(※)が落ちても放置する? それとも男女別飼育?
意味わからんです。
※繁殖効率。
現在使っている5Lぐらいの水槽だと、1台20~30匹ぐらいが、採卵できる卵の数が多くなる経験則です。
少なすぎても多すぎると卵が減ってしまいます。
少ないと卵が少ない理由は自明でしょうけど、多いとたぶん、誤食、個体の栄養状態、水質、ストレスなんかが原因で卵が減るんだと思います。
それ確かめる研究は…ペットなので、また今度…
さらに厄介なのは、若いほど死亡率が高いことや、毎年秋と春先に大量死の危機がやってくることです。
「家族計画」した結果、後日大量死を食らったら目も当てられないです。
なので、若年個体を可能な限り育てて翌年繁殖期前に必要数を残して間引くのが良いのでしょうけど…ペットなので…(廃忘)
こうやって生き物育てながら考えると、動物愛護(特にあんまり極端なの)って、なんか胡散臭いです。
人間が見てかわいい生き物って、かわいくない個体を散々間引いた結果なわけで…今後もそれやり続けないと滅亡しちゃうかも…的なこと考えたことあるのかね? みたいな。
では、人間の生命はどうなのか?
それは生物学で考えちゃダメ!…とドーキンスの「利己的な遺伝子」という本に書いてありますが…それはそうしておかないと拙いとは激しく同意です。
さて、オリンピック日本ガンバレ!