新年🎍あけましておめでと
           ございます。

  

   新しい年が始まりました。 皆さん、どのようなお正月をお過ごしですか?

 私は、朝5時に起きて、朝7時のミサに預かってきました。

 6月にカトリックの洗礼を受けたものの、コロナの影響で教会になかなか行くことがかないませんでした。

 

 まだ、月がまぶしく光る頃家を出て教会に向かう。手が氷のように冷たい!手袋をしているのに・・・

 

 電車に揺られながら、デイリーコヒーランスに参加して、いつもの仲間の顔を見て、温かさを感じていた。コヒーランスでよりぽかぽかと温かくなった。

 

 教会の入り口にそびえ立つヒマラヤ杉!私はこの木が大好きだ♡とても安心する。

新年を教会で厳かに迎えることが出来て、とても心が洗われた様な感覚を味わっていた。例年だと、大きな聖堂に溢れるほどの人がいるのだろうけれど、予約で人数を制限されてディスタンスを守って座る。

 

 神父様のお言葉に、『ディスタンスやマスクで触れ合うことが出来なくても、心で通い合うことを今学ぶときです!』そのようにおっしゃられた。

 

 人と人とがつながるな!というコロナ渦!

 

 だけど、今、本当の意味でのつながりを学ぶ時なのかもしれない・・・

 

 


 

 2020年は、世界中の誰にとっても激動の1年だったことでしょう・・・

 

 私にとっても・・・

2019年を振り返った時、1年で10年分もの濃い、充実した1年だった。と振り返った。

 

 2020年・・・

 一生分ぐらいのエネルギーを使ったのではないか?どんなドラマでも映画でも、こんなに目まぐるしく様々なことが起こることはないであろう・・・そんな1年だった。

 

 激しい眩暈、頭痛、吐き気、倦怠感などで様々な予定をキャンセルせざる終えなかった1月から・・・

 母が脳梗塞で倒れた。予兆が何度かあっての出来事。それとコロナの緊急事態宣言が重なる。

 仕事での山積する課題!

 

 介護や家族の課題!

 

 自分自身の心と向き合う中で、正直ではない自分と対峙した時、とんでもないことに気が付いてしまった。自分が大切で守ろうとしていたもの・・・

 

 それが、私を一番苦しめていたこと。まだ、ほんの入り口に立ったばかりの問題は、そこに立つことさえ出来ず、がき苦しんだ数か月。

 

 去年あれだけ、心の深いところに向き合って癒し続けた筈なのに!

 

 まだまだ、本丸が鳴りを潜めていた・・・

 

 そして・・・

 自分を大事にしきれない人間が、人に寄り添う資格はない!

 

 そんな現実を突きつけられて自分の生きる意味を完全に見失ったこともあった。

 

 私なんか、生きていても仕方がない!どうして生きているんだろう・・・

 

 すべてに絶望して、生きることを止めようとしたとき

 

 全身が固まった。何もすることが出来なかった・・・

 

 その時、初めてみっともなくて、みじめで醜い自分を人にさらけ出すことが出来ていた。

 

 死が目の前に迫った時、それでも自分でなく周りの人の心配をしていた・・・

 

 『あなたの気持ちは、どこにあるの?』

 Aさんにそう聞かれるまで、そんなことにも気が付かず、更に自分の感情なんてどうでもいい!とさえ言い放った。

 

 自分の感情に責任を持つことをあれだけ学んでも尚、自分自身を内側からも外側からも見えないナイフでズタズタにしていた。

 

 死にたくても、身体が動かない。

 

 Bさんに『死にたいけど死ねない!』と助けを求めた時

 

 ものすごい形相で・・・

 

 『そんなに死にたいなら死ねばいい!あなたが死んで誰が喜ぶんだ!迷惑なだけだ!』と叱られた。

 

 初めてだった・・・

 こんなふうに、本気で叱ってくれた人・・・力が根けて、薄ら笑いを浮かべていた。

 何かがガラガラ音を立てて崩れ落ちた。

 

 そして、ほんとは生きたくて仕方がない私が、ほんとは誰かに気づいて欲しかった!甘えたかった。小さな私がやっと顔を出した。

 

 絶望の崖を転げ落ちた時にやっと自分の本心を出すことが出来るようになった。

 

 様々な課題が、同時多発的に起こる中で、手段にばかり目を向けていると物事の本質を見失う。大事なものは何か?自分のハートの声に耳を傾けること!

 

 ここまで追い詰められないと解らない💦

 

 そんな学びをした1年だった。

 

 今日、2021年を迎えて・・・

 

 1週間後に迫った、コネクション・プラクティスの認定講師、ラスール認定コース

 

  はじめにラスールありき!

 

 この言葉の意味を噛みしめて、思いっきりこの風の時代を❣流れに身をゆだねながらも、本質は見失わず、駄目で愚かな自分、どぶの中を這いずり回って、転んでも転んでも這いずりあがってきた、したたかで逞しい自分を!今は誇らしく、愛おしい。

 

 今ここを思いっきり楽しもう!