今は昔。
昔は今。
常に昔に作られた物の発想や作りを
現代にアップデートしてより良く
生まれ変わらされて来ている物が多く
存在しています。
もちろんiPhoneの様な新しい発明や発想から
新たな定番も作られ続けています。
今が最先端でありながらも
実は昔が最先端と言う事も実はあるのが
今の世の中。
新しい物がすごく感じてしまいますが
実は昔を今に置き換えている物であれば
それは昔の物の方がすごい物だと
言えると思うんですよね。
だから今は昔。
昔は今。
そんな私の大好物のレア品をご紹介。
ミリタリーですが何か？笑。
ゆとりですが何か？笑。
そんな感じ。
こちら。
アメリカ陸軍のM43フィールドパンツ。
40'sのWWⅡの時の軍パン。
それはもうクラシカルなシルエット。
ウエストにかけてキツくカーブの
ついたウエストラインは
ややハイウエスト気味になりますが
ヒップにかなりのボリュームが出て
素晴らしく特徴的なシルエットに。
私は大好きです。
股上の浅いパンツより深いパンツの
方が好きなんですよね。
サイドにアジャスターを装備。
当然ながらサスペンダーで吊って穿ける
仕様の腰裏のディテール。
裾はボタンで絞れる様に。
ドローコードで縛るタイプが主流になる
前のクラシカルな仕様。
40'sには主流だった仕様。
フレンチアーミーのM47もこう。
更に個人的に好きなのが
バックポケットのポケット裏の生地使い。
コレよく見ると耳使いになってます。
生地の端すら余す事なく作る様に
していた時代を感じる縫製、生地使い。
今だともはやデザインとされていますよね。
昔は装飾やディテールなんての考えで
こんな作りをしていなかった。
使わざるを得なかっただけ。
だから使う場所を考えて生地を使っただけ。
それがデニムならアウトシームだったり
コインポケットだったり。
昔は知恵、今はデザイン。
コントラクトは1945年。
大戦末期と言うのがわかります。
こう言うミルスペックの数列的な
ステンシルも私は好きなんです。
40's辺り以前のパンツは
軍パンと言えどまだまだお誂え的な
型紙を使用していたので
ご覧の通り、股のクリがすごいんです。
コレだけで〇〇の収まりが良くて
股のシルエットがモタつかないんです。
軍パンなのにもシルエットにまで
配慮されていたなんてね。
完全なるデッドストックです。
一本は旅立ちました。
ラスト一本。
是非、昔は今。今は昔を体験して頂けると
幸いです。
ではまた
DEAD STOCK / U.S ARMY M43 FIELD PANT / ¥19,800-(without tax)
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