ガラパゴス日記つづき↓

2013年6月24日(月)サンタクルス島滞在


ちょうど一年前に、ピンタゾウガメ最後の生き残り(といわれていた)ロンサムジョージが
死んだ。
去年この旅行を計画中には、もちろんジョージも一目見る事ができるだろうと思っていただけに
残念でならなかった,,,けど、見てみたかったという気持ちと裏腹に死ぬときくらい故郷のピンタ島で迎えさせてあげればよかったのにと心底思う。
種の保存は大事かもしれないけれど、その計画が一匹のゾウガメの一生をだいなしにしてしまった。 人の住まない、動物達だけの沖の島々を見て来た後で、ジョージが飼われていた場所を見ると あまりに味気なくて、違いすぎていて悲しくなった。
現在ジョージの遺体はニューヨークにあると、ナチュラリストガイドのハイロがいっていた。
死んでもなお、故郷に戻れずに遠くはなれた場所につれていかれて、死因の解明とかいっていじくりまわされているんだろうか、、、 本当に本当にごめんねジョージしょぼん


今朝は、泊っているホテルで初めて朝食にありつけた。
(初日と昨日はツアー参加で朝がものすごく早かったため食べられなかった)
お客は私以外に6、7人程。席について待つ事15~20分、、、メニューはジュース、
パン、フルーツ、ジャム、バター、コーヒー。期待していたよりちゃんとした朝食で、
たった一人で給仕していたのは、2日間にわたって早朝私に無理矢理起こされた例の青年だった。


食事の後、サンクリストバル島まで行く明日のボートチケットを買いに港へ行ってみるも、
チケット売り場がまだ開いていない。
しかたがないので宿に戻って8:30発のハイランドツアーへの準備。

この日の予定。。。
8:30~  ハイランドツアー(クレーター、トンネル、エルチャト)
ツアーが終わったら徒歩でトルトゥーガベイまで行く、ダーウィン研究所へ行く、
ランチ、ショッピング!

ツアーといっても、実はタクシーの個人チャーターなんだけど。
バルトロメ島から戻ってきた夜に、クルーズツアーを申し込んだのと同じツアーデスクへ行って
ハイランドツアーについて聞いたところ「23日の日曜ならツアーはあるが、24日だと申し込みがあなただけなので、個人ツアーになります」ということだった。
そのときすでに23日はダイビングの予定が入っていたし、25日にはサンクリストバルへ行く。
ダイビングを24日にするということもできなくなかったけれど、実は密かに このロンサムジョージの命日にプエルトアヨラで何かそれらしいセレモニーか何かがあるのかなと思ったから
この日はなるべくプエルトアヨラにいたかった。
そんなわけで、今日しか選択肢はなかった。
個人タクシーチャーターでツアー代金$60払う事になっても。。

基本的に私は値切るってことを知らない。
南米旅行者がきっと当たり前のようにやっている事を、この旅行中一度もやっていない。
値切り方をしらない、お金に無頓着、面倒くさがり(^_^;)、、、
値切る事で安くできたとしても、そのぶん内容で手抜きされるかもしれないなあ、、と気兼ねすることが嫌だ。もちろん、言い値を値切らずに払うにしても限度はあるけど。
私の場合、例えば日帰り旅行なら、これだけはゆずれない!という「やりたいこと目的」みたいなものがまずあって、相場を調べ、それとは関係なく自分で決めた「目的のためならこれくらいまで出しても惜しくない金額」を決めて 申し込み内容がすべて「やりたい事リスト」をクリアしていて「出しても良い金額」以内ならば、たとえ多少相場からはみだしていたとしても全く気にしない。
値切るのが当たり前の国で、旅行中値切るのってある意味その国の習慣にのっとっていて面白いという記事を何かの本で読んだ事があったけど、それくらいまで対等に値切れたら、たしかに面白いかもしれない。
まあともかく、相手もゴキゲンで義務を果たしてくれて、こちらの多少のわがままにも文句は言わない。 こちらもなんの気兼ねもなく要望を言える。お互いハッピーでいいんじゃないかと。



ツアー前半「ロスへメロス」

タクシードライバーは、英語がなんにも話せないパンチョ君。(おじさんね)
スペイン語の説明がわからないので、残念。。 
でも彼は常時ニコニコしてたくさん写真をとってくれた。

まずは巨大クレーターロスへメロス。

$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-クレーター看板$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-クレーター

そのあと連れて行ってくれた、溶岩洞窟。
パンチョ君がジェスチャーとカタコトで「僕は反対側に車を回して待っているから入ってごらん」と言った。入り口から見ると中は真っ暗なのでちょっとこわい。。。

$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-洞窟01
$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-洞窟03

所々とっても低い場所があったりして、這いつくばって抜ける。

↓後半はとてもキレイなしましま模様。怖くなくなってきた。

$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-洞窟02
$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-洞窟04

$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-洞窟でぐち
出口から洞窟を振り返る。



次に向かったのは、ある意味このツアーで本命のエルチャト。
野生のゾウガメに会える。

エルチャトへ向かう道すがら、ゾウガメがちらほら。
tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-エルチャト1
tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-エルチャト2


tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-大かめさん$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-写真タイム

甲羅の骨格に入って写真を撮れるコーナー
$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-こうら


エルチャトの後、白い砂が印象的なトルトゥーガベイの近くで降ろしてもらい、歩いてビーチまで行った。広くて開放感のあるビーチだけど、私はイザベラのメインビーチの方が好きだなあ。

夜は、イザベラで知り合った日本人のバックパッカー女子Yちゃんとたまたま再会し、
一緒にご飯たべたり買い物したりした。

そういえば、パンチョくんにたのんでツアーの最初にベラビスタという小さな村に寄ってもらって、そこのコーヒー屋でサンタクルス産のコーヒー豆を購入した。
残るはサンクリストバルのコーヒのみ!音譜