一昨日、釜山から戻りました。
ガラパゴスの記録のつづきです。


(6月17日のできごと)

早朝、サンタクルスへ発つサッキーナを見送った。さびしーかお
でもサッキーナは、日本にいつか来そうな気がする。
予定が合えば、一緒に沖縄でダイビングしようねと約束をした。

この日はガラパゴスに着いてはじめて、なにも予定の入っていない日だった。
ゆっくりビヤミルの町を歩いてみるか、ちょっと遠出するか、、、
選択肢は色々あるけど、まずは5日分の部屋の代金をオーナーのラウロに支払う事にした。
お金を払うだけなら英語と身振りでなんとかなるだろうと思ったら、ラウロはなにか私に聞きたい事があったらしく 一番突き当たりのシングル部屋のドアをノックして クリリアというフランス人の女性を呼んだ。彼女は英語もスペイン語も達者。 

彼女に通訳してもらい、代金を支払った後 クリリアとしばし立ち話。。
クリリアはフランス人だけど、現在カナダのモントリオール在住。
去年のクリスマス頃に2週間のガラパゴス旅行でイザベラ島を訪れて、
その魅力にはまり今年の5月にまたここへ来たのだそうだ。
今回は2ヶ月半の滞在! いいな~目

ひょんなことから、午後 一緒にイザベラのガラパゴスゾウガメブリーディングセンターへ行く事になった♪ 彼女はそこで働く人たちと友達なのだそう。
クリリアは、シティガールには全くみえないナチュラルな雰囲気がすごく親しみやすい。

旅友はいつだって旅先にいるもんだ。

↓ポサダデルカミナンテ。

tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-ぽさだ4ハンモックのリビングが気持ちいい

tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-ぽさだ2私の部屋

tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-ぽさだ1壁には海イグアナとガラパゴスの絵

tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-ぽさだ3入り口


約束の時間までまだだいぶあるので、ランチを食べるついでに
町へ例のローカルコーヒーを探しに行く事にした。

イザベラにはお土産屋さんはほんの数件あるのみ。
でも、お土産屋さんのお土産コーヒーは、だいたいサンタクルス産だったり、エクアドルのコーヒーとのブレンドだったりなので 地元100パーセントを買い求めるためには、
お土産やさんではだめだ!と私は思った。

なので、まず町の中の小さい商店へ行ってみた。
コーヒーコーナー、、コーヒーコーナー、、、 あった!
でもおいてあるのはネスカフェやらイタリアンコーヒーばかり。
うーん。。。
次に、もっと小さい商店へ行ってみた。 
するとなんかガラパゴスの絵のついているパッケージコーヒー発見。これかなあ。。。?
でもISABELAの文字はどこにもない。
これはもうお店の人に聞いてみるしかないので、英語とボディランゲージで
「これはイザベラ産!?(重要)の、コーヒー?なのーーー??」と聞いてみる。
お店のおばちゃんはパッケージ裏表を呼んでみて、首をひねりつつ、、
「これはイザベラ島産だけど、一回エクアドル本土へ持ってってパッケージに入れて、またこの島にもってきてるのよー」のような?事?を言った。と思う(笑)

今まで見たコーヒーの中では一番それっぽい。。 よし、これ買おう!
お値段10ドルなり。


コーヒーをゲットしたら、なんだかお腹がすいてきたー
適当なお店で、ホットサンド(チーズ)、フライドポテト、パッションフルーツジュースを頂いた。

ごはんのあと、その辺りをぶらぶらしていたらふいに名前を呼ばれた。
ヘルガがカフェでモーニングコーヒーを飲んでいたコーヒー

$tujiの大好きな爬虫類と (/^-^)/~旅☆-1373424140701.jpg
↑写真は閉まってるときのですが、、、真っ白い壁のきれいなカフェ。


ヘルガが言うには「ここのコーヒーが今までガラパゴスで飲んだコーヒーの中で一番美味しい」
らしい目
カフェのオーナーの、Tate(タテ)はコーヒーを褒められてうれしそう☆
そこそこ英語も通じる。三人で、あれやこれや話していて ふとヘルガが「そういえばここでイザベラ産のコーヒーが買えるわよ」

なんですって!?!?

さっき買ったばかりなんですけどΣ(゚д゚;)

まさか、、、と思ってタテに さっき買ったコーヒーを見てもらうと。。
「えー!これはイザベラ島産なんかじゃあないよ!すっごく上質なコーヒーだけど、イザベラ産じゃない」って!!!! Y(>_<、)Y(`×´)(=◇=;)

ガーン。。

タテのカフェでうっているコーヒーのパッケージには、100%イザベレーニョの文字。
正真正銘のイザベラ産だ!残り在庫1個。

というわけで、こっちもお買い上げ。10㌦なり。

しかし、旅はまだある意味始まったばかり、、、
コーヒー2袋も持って動くのは正直いやだ。。。

うまくいくかわからないけど、さっきのお店に返品をお願いしてみる事にした。

ヘルガと少し歩いて、ここからフェルナンディーナ島に行けるツアーや船があるか 旅行代理店に
聞いて回った。
そのあとビーチの方へ行って、アメリカ人の生物学者の女性と出会った。
彼女は七年間海イグアナの研究をしているのだそうだ。
毎日、島のどこかの海イグアナのいるポイントへ出かけて行って、ほぼ一日中カメラでイグアナ達の動画を撮っているんだって。海イグアナの事を、彼女はすっごくいきいきと話してくれた。


そうこうしている内に、クリリアとの約束の時間がもうすぐだということに気づいて、
ヘルガにお別れを言って、急いでタクシーに乗った。(本当は歩いて行ける距離)

クリリアはすでに着いていた。
ここは、サンタクルスよりも規模がはるかに小さいけれど その分カメとの距離が近い。
そして養殖センターなので とにかくリクガメがたくさんいるニコニコ
サンタクルスの施設よりこっちの方が好きだ。


夕方、例の小さい商店へ行って どうにかこうにか、買ったコーヒーが欲しいのとちがったこと、
未開封なのでを返品して返金して欲しい事を身振りと変なスペイン語で伝えて$10返金ゲット。
よかったぁ~


夜、新しいルームメイトがやってきた。
ジュスティン!フランスの女の子。
町づくりのお勉強中で、イザベラ島のタウンホールでインターンとして3ヶ月程働くんだって。

他にも、同じ宿に住んでいる エマ(イギリス、生物学を勉強している学生)、
アントニー(フランス、ニックネーム:アントゥコ、ジュスティンと同じところで働いている)
と知り合った。

友達が去っても、またすぐに新しい友達ができる。
旅って、これの繰り返しだね!



つづく